加西市鶉野飛行場跡にて特攻隊員の遺書を上映
加西市では、2020年6月21日(日曜日)から、鶉野飛行場跡地の巨大防空壕で特別な映像上映が始まりました。この上映会では、姫路海軍航空隊特別攻撃隊「白鷺隊」に所属していた隊員たちが残した貴重な遺書を映像で見ることができます。これにより、当時の隊員たちの思いや背景を知ることができ、多くの人にその歴史を伝えることが目的です。
上映スケジュールと内容
毎月第1、第3日曜日に行われるこの上映会は、以下のスケジュールで実施されています:
- - 初回上映日: 2020年6月21日(日)
- - 上映時間: 10:30〜、11:30〜、13:30〜、14:30〜(各回約20分)
- - 場所: 鶉野飛行場跡巨大防空壕(加西市鶉野町)
上映内容としては、まずガイドによる解説があり、その後に映像を視聴します。これにより、視聴者は映像を観るだけでなく、背景にある歴史的な文脈も理解することができるでしょう。
入場や予約についての詳細
この上映会は無料で、荒天時には中止となる場合があることが注意点です。また、来場者にはマスク着用が求められ、入場時にはヘルメットを着用する必要があります。
事前予約制となっており、各回20名限定です。予約は3カ月先の上映分まで行うことができ、以下の方法で申し込みが可能です:
- - 郵送またはFAXで申込書を送付
- - 電話またはメール(希望日、希望時間、氏名、住所、電話番号、参加人数を明記)
予約の詳細は、加西市役所の営業時間内にお電話で確認できます。
お問い合わせ先
加西市鶉野未来課:
このように、加西市では特攻隊員が残したメッセージを現代に伝える試みが行われており、多くの方々にその貴重な歴史を体験してもらう機会が提供されています。特に、平成2年から開催されているこのイベントは、戦争の悲劇とともに、その中で生きた人々の思いを知る貴重な場として注目されています。