フジテレビとTaboola、独占契約で新媒体『めざましmedia』を強化
2024年9月10日、世界的なディスカバリープラットフォームであるTaboolaが株式会社フジテレビジョンと独占的なパートナーシップ契約を締結したことが発表されました。この契約により、フジテレビは新たに立ち上げたエンタメ情報サイト『めざましmedia』において、Taboolaが提供する先進的なコンテンツディスカバリープラットフォームを活用し、ユーザーに対してパーソナライズされた情報と広告を展開していくことになります。
『めざましmedia』は、フジテレビの名物情報番組『めざましテレビ』を始めとするメディアの影響を受け、ドラマ、音楽、映画、アニメなど多岐にわたるエンターテインメント情報を提供することを目指しています。新サイトは今年2月に設立され、視聴者の多様なライフスタイルに寄り添った情報提供を通じて、幅広いファンを育成することを目指しています。
Taboolaは、AIを駆使したテクノロジーにより、ユーザー個々の興味や嗜好に基づいたコンテンツのレコメンデーションを行い、より親和性の高いユーザーエンゲージメントを実現するサポートを行っています。これにより、フジテレビは質の高い広告を効果的に展開できるようになります。
フジテレビの杉崎朋子ニュースメディア事業担当部長は、今回の契約について次のように述べています。「私たちは『めざましmedia』を視聴者に愛される媒体へと成長させていきたいと考えています。そのために、ユーザーの関心に寄り添った情報提供が不可欠です。この役割をTaboolaに期待しています。」
また、TaboolaのCEOアダム・シンゴルダは、この新しいパートナーシップについて、「フジテレビとの提携を心から嬉しく思っています。私たちが持つAI技術とデータセットを駆使し、『めざましmedia』の発展に寄与できることを楽しみにしています。」と語りました。
Taboolaは、ディープラーニングを用いた革新的なプラットフォームを提供し、日々5億人以上のユーザーにアプローチしています。日本国内でも多くのメディア企業と提携しており、300以上のサイトに対して長期的な契約を結んでいます。広告主にとっては、最適なタイミングでターゲットユーザーにアプローチできるフルファネルマーケティングの手段が広がり、ビジネスの成長をサポートします。
Taboolaはニューヨークに本社を置き、世界26都市に展開する国際的な企業です。今後の『めざましmedia』の展開がどのようになるのか、期待が高まります。