手作り修学旅行
2021-11-18 13:00:06

コロナ禍を乗り越えた子どもたちの手作り修学旅行の記録

コロナ禍を乗り越えた子どもたちの手作り修学旅行の記録



2023年11月8日と9日の2日間にわたり、佐賀県玄海町の子どもたちは特別な修学旅行を体験しました。“0泊2日手作り修学旅行”と題されたこの計画は、コロナ禍の影響で思い出の少なかった子どもたちに、最高の体験を提供するために地元民が団結した結果生まれました。

修学旅行の行程



1日目:吉野ヶ里町の日帰り旅行


修学旅行の初日は、歴史深い吉野ヶ里町への日帰り旅行からスタートしました。子どもたちは吉野ヶ里遺跡を訪れ、遺跡や歴史について学びながら、地域の魅力を体感しました。普段の授業では味わえない体験に、興味津々の様子を見せていました。

2日目:熊本県荒尾市のグリーンランド訪問


2日目は、熊本県荒尾市の遊園地「グリーンランド」へ訪れ、アトラクションを楽しんだ後、旧有徳小学校体育館に戻り「ナイトプラン」を体験しました。このナイトプランには、地元の食材をふんだんに使ったビュッフェや、廃校でのお化け屋敷が組み込まれています。

豪華ビュッフェの体験



子どもたちを出迎えたのは、玄海町の特産物を活かした豪華なビュッフェです。地元の飲食店や旅館のシェフたちが腕を振るい、目にも美しい盛り付けで子どもたちを驚かせました。食材の新鮮さに加えて、トッピングにも工夫が施され、すぐにデザートまでペロリと完食する姿が見られました。その傍らでは、シェフたちが子どもたちの食べる様子を嬉しそうに見守っています。

リアル廃校でのスリル満点の体験



ビュッフェの後は、地元神社の宮司さんによる学業・健康祈願が行われ、続いてはお化け屋敷体験が待っていました。真っ暗な廃校内で班ごとにミッションに挑戦し、真正面から恐怖に立ち向かうことに。ここでは、地元の青年部メンバーが本格的なお化けとなり、各所で子どもたちの声を引き出しました。恐怖と笑いが交錯した夜は、まさに忘れられない体験となりました。

サプライズの打ち上げ花火



すべてのプログラムが終わりを迎えたころ、最後のサプライズとして子どもたちが手持ち花火を楽しむ中、夜空に打ち上げ花火が咲きました。これは地域の企業や団体からの協賛によって実現したもので、子どもたちの笑顔と驚きが一緒に広がっていきました。参加した全員が協力し合った瞬間が、深く心に刻まれることでしょう。

未来への希望



この特別な修学旅行は、参加した子どもたちにとって心に残る最高の思い出となり、同時に地域の大人たちにとっても新しい教育支援の形を実現する場所となった試みでした。「こんな素敵な企画が実現できたことが嬉しい」とコメントを寄せた関係者もおり、地域の絆が強まったことを実感しました。今後も地域を巻き込んだ教育サポートが進んでいくことを期待したいところです。

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