藍の灯りと誓い
2023-11-07 11:00:03

藍の灯りが導く未来 防府看護専門学校の戴帽式

藍の灯りが導く未来 防府看護専門学校の戴帽式



10月5日、山口県防府市の防府天満宮では、特別な儀式が執り行われました。防府看護専門学校の新たな試み『藍の戴帽式』が、この荘厳な場所で行われたのです。この戴帽式は、看護学生が医療現場での実習に入る前に決意を新たにするための儀式つまり、看護師としての誓いを表明する大切なイベントです。

今年から始まったこの儀式では、何百もの幻想的な「藍の灯り」が点灯し、その光が防府市の将来への希望を象徴しています。看護学生たちは、防府市民の健康と無病息災を願い、灯りの前で誓いを立てました。このように、地域に根ざした看護師として成長することへの強い思いが込められています。

藍の灯りに込められた想い



防府天満宮の楼門前には、学生たちが手作りした灯篭が並び、見る者を魅了しました。この灯篭には、看護学生たちの健康への願いや、2021年に行われた青い「万灯の夕べ」の精神が受け継がれています。このような式典を通じて、学生たちは医療従事者という職業の重要性を再確認し、地域に向けたメッセージを届けることができました。

2025年問題と看護師不足



この盛り上がりの背後には、看護職に対する切実なニーズがあります。厚生労働省の調査によれば、2025年までに看護師が188~202万人必要になる一方、予測される看護師の人数は175~182万人とされています。このため、最大で27万人もの看護師が不足する可能性が指摘されています。この問題はすでに高齢化社会の中で顕著になっており、今後も増加が見込まれる需要に対抗するためには、看護師の育成が不可欠です。

防府看護専門学校では、こうした状況を踏まえ、看護の意義を多くの市民や学生に伝え、看護師の増加に向けた取り組みを進めています。特に、今後ますます求められる看護スタッフの増加を促進するために、看護の道を目指すことは社会全体の福利にも寄与するものと考えています。

誰でも目指せる看護師の道



最近、看護師を目指す人々の背景は多様化しています。看護学を専門に学んできた学生だけでなく、異なる専攻を持つ大学卒業生や社会人経験を経て新たに看護の道を志す方も増加しています。防府看護専門学校は、誰でもいつでも看護師になれる環境を整えており、年齢制限もありません。例えば、主婦業が一段落した後に看護学校へ通う人も多く、柔軟な受け入れ体制を整えています。

教育体制の充実



防府看護専門学校では、定時制の准看護科が設置されており、社会人でも働きながら学ぶことができます。入学試験の受験者の約4割は既卒者で、実際に働きながら学ぶ人々の姿が見受けられます。このような取り組みは、地域の健康と医療、福祉の発展に貢献する人材を育成することを目指しています。

まとめ



防府看護専門学校は、昭和27年に創立されて以来、地域に根ざした看護教育を提供しています。その歴史の中で、多くの卒業生を送り出し、地域社会に貢献してきました。今後も新たな看護師を育てるべく、充実した教育体制で学びの場を提供し続けます。これから看護職に興味を持つ方々を受け入れるこの学校で、あなたも新たな未来を切り開いてみませんか?

お問い合わせ



興味のある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
  • - 准看護科TEL: 0835-24-5424 (担当: 江藤)
  • - 看護科TEL: 0835-22-0569 (担当: 伊藤)
  • - メール: [email protected]

所在地: 山口県防府市三田尻1丁目3番1号
公式サイト: 防府看護専門学校

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会社名
一般社団法人 防府医師会 防府看護専門学校
住所
山口県防府市三田尻1丁目3番1号
電話番号

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