夢の架け橋
2021-04-01 00:00:07
銀座HIKOが描く日本と欧州の架け橋、夢の実現へ向けて
銀座HIKOが描く夢の実現
35年の軌跡と挑戦
銀座HIKO(有限会社 日子)は、日本屈指の高級インポートセレクトショップであり、父と娘の二代にわたる運営が特徴です。創業から35年が経ち、熊本でスタートしたこの店は、今や世界各国の厳選された製品を取り扱っています。特に「どの店にもない品」を求めるお客様の声に応えるべく、品質と美しさを追求しています。
熊本地震と銀座への移転
30周年という節目に大きな転機が訪れたのが2016年の熊本地震です。この災害は、家族の絆を再確認する機会となり、「やりたかったことをやろう」という決意を促しました。銀座への移転を決めたことで、新たな挑戦が始まりました。
新たな店舗での奮闘
銀座に店舗をオープンするまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。物件探し、内装、スタッフの雇用など、地震の影響を受けつつも、早急に準備を進めました。実際にフランスへ高級商品を仕入れるために行った際は、一泊のミッションが続きました。何とか半年後には新たな店舗をオープンすることができました。
支えられた人々
銀座HIKOの活動を支えたのは、地元の客様や東京のお客様、そしてヨーロッパの製造者たちの温かいサポートでした。彼らの「よくぞ上京してくれた!」という言葉や笑顔が、私たちの背中を押してくれました。そのおかげで、メディアにも「日本で一番ラグジュアリーな店」として紹介され、イタリアの取引先からは「世界一」という称号も得ることができました。
コロナ禍の挑戦
しかし、喜びの瞬間も長続きはしませんでした。コロナ禍が世界に襲い掛かり、多くの店舗が休業を余儀なくされました。衣料品業界も同様に厳しい状況に直面し、大切な作り手たちが自らの技術を失う危機に瀕しました。私たちは、この状況を何とか乗り越えたく思っています。
新たな夢の実現へ
今、私たちが抱いている夢は、厳しい状況を乗り越え、イタリアやフランスの製作現場をお客様に体験していただくこと、そして職人を日本に招いてお客様との交流を促進することです。この挑戦こそが、私たちがずっと進めてきた使命でもあります。
笑顔をつなぐプロジェクト
新型コロナウイルスが広まった2020年、私たちは「笑顔の懸け橋プロジェクト」を企画しました。お客様から送られた商品を使用している写真を、イタリアのブランドへ送りました。この試みは、作り手たちにとって大きなインスピレーションとなり、再び製品作りに向けた意欲を呼び覚ますことになりました。今後もこのプロジェクトを継続し、さらなる絆を深めていく所存です。
未来に向けた一歩
熊本地震を乗り越え、コロナ禍も克服していく中で、私たちは、お客様と作り手との関係がどのように発展していくかードキドキしながら見守っています。この厳しい時期を共に乗り越えて、より多くの笑顔と感動を生む道を切り拓いていくことを目指して、一丸となって努力して参ります。
会社情報
- 会社名
-
有限会社 日子
- 住所
- 東京都中央区銀座2丁目8-17ハビウル銀座Ⅱ 2階
- 電話番号
-
03-6264-4450