メドメイン資金調達
2025-05-08 06:18:22

メドメインが4.7億円の資金調達を実施、デジタル病理支援AIの進化を加速

メドメインが資金調達を実施



福岡県福岡市に本社を置くメドメイン株式会社は、デジタル病理支援AIを搭載したクラウドシステム「PidPort」を提供しています。この度、One Capitalをリード投資家として、Niremia Collective及びPlug and Playとともに4.7億円の資金調達を実施したことを発表しました。この資金調達により、同社の累計資金調達額は25億円に達しました。

メドメインについて



メドメインは「テクノロジーでいつどこでも必要な医療が受けられる世界をつくる」という使命のもと、病理診断に特化したサービスを展開しています。病理プレパラートのデジタル化から始まり、遠隔診断支援、高精度な病理AI解析など、幅広いサービスを提供して多くの医療機関で導入されています。特に、メドメインの開発した病理AIは、独自の転移学習技術を用いて迅速かつ高精度な解析を実現し、全身の多臓器に対応する機能を持っています。

資金調達の目的



今回の資金は、病理AIとクラウドシステム「PidPort」のさらなる開発強化を目的としています。加えてデジタル化のための設備投資、営業体制の強化、さらには病理AIの薬事承認申請や海外展開に向けた基盤構築にも活用される予定です。医療機関においては慢性的な人手不足の問題があり、病理診断の需要の高まりとともにその負担は増しています。メドメインのデジタル病理支援AIが、この医療現場の負担軽減に寄与することが期待されています。

PidPortの活用事例



「PidPort」は、遠隔診断支援や複数医療施設間でのカンファレンス、学会での利用、教育研修など、幅広い領域で活用されています。デジタル病理支援AIを活用することで、医療現場の効率化と診断精度の向上を図ることができます。今後はさらなる機能拡張や他のシステムとの連携を進めることで、サービスの利便性を高め、多くの医療機関に貢献していく方針です。

投資家について



本資金調達ラウンドには、多数の実績を持つOne Capitalがリード投資家として参加しました。この投資家はSaaSやヘルスケアスタートアップへの支援で知られ、医療の質を高めることを目的とした技術革新を重視しています。また、Niremia CollectiveとPlug and Playもそれぞれの専門領域からメドメインの取り組みに強い支持を示しています。これにより、メドメインはより強力なサポートを得て、急速に進化を続けています。

代表の言葉



メドメインの代表取締役CEOである飯塚統は、今回の資金調達による事業の拡大に向けた意気込みを語っています。「病理診断の課題に対し、テクノロジーで解決に取り組むことは非常に重要です。今後は、プロダクトの開発を加速し、様々な医療機関と協力しながら、グローバルな展開を進めていく所存です」と述べています。これからのメドメインの成長に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
メドメイン株式会社
住所
福岡県福岡市中央区赤坂2-4-5104
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 福岡県 福岡市 メドメイン PidPort 病理AI

Wiki3: 福岡県 福岡市 メドメイン PidPort 病理AI

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。