VBAスキルを証明する「VBAエキスパート」が新試験を導入

VBAエキスパートとは？

「VBAエキスパート」は、2003年からスタートした、VBA（Visual Basic for Applications）スキルを認定する資格試験です。この資格を取得することで、Microsoft OfficeのExcelとAccessにおけるマクロやVBAのの活用能力を証明することができます。

企業や個人の業務効率を向上させるために、VBAを使った様々な業務自動化が求められています。具体的には、簡単なマクロ記録から企業でのXML Webサービスのフロントエンド開発など、多岐にわたる利用方法があります。VBAエキスパートの資格は、ただ知識を持っているだけでなく、実践的なスキルが身についていることを示すため、個人技術者や企業にとって非常に価値のある資格といえるでしょう。

新試験の特徴とは？

株式会社オデッセイコミュニケーションズが2009年に導入する新試験は、Office 2000から2007までのバージョンに対応した内容です。この試験では、実務でよく使用される機能やプログラムコードに重きを置いた内容となります。特に試験の段階としては、最初に「Excel VBA Basic」と「Excel VBA Standard」が実施され、将来的には「Access VBA Basic」と「Access VBA Standard」も予定されています。

新しい試験の「Excel VBA Basic」は、約40問の正誤問題や択一問題、複数選択式問題から構成され、試験時間は50分。合格点は650点から750点（満点1000点）で、受験料は税込12,600円です。続いて「Excel VBA Standard」は、記述式問題も加わり、より実践的な能力を問う試験となっており、受験料は税込14,175円です。

受験のススメと嬉しいお知らせ

このたび、Excel VBAに続き「Access VBA」のベータ試験の受験者募集が開始されました。日程は2008年12月5日から7日にかけて実施され、試験は筆記形式です。お申し込みは公式サイトで受け付けています。合格者には「VBAエキスパート」合格認定証が送られます。これからVBAスキルを身につけたい方や、資格取得を考えている方は、ぜひこの機会を利用して挑戦してください。

詳細は「VBAエキスパート公式サイト」をご覧ください。新しい試験内容が発表されるのを楽しみにしています。