つながる世界〜パレスチナの子どもたち写真展+絵本作家の絵画展
2025年6月から始まる「つながる世界〜パレスチナの子どもたち写真展+絵本作家の絵画展」では、パレスチナの現状を伝えるために、さまざまな先鋭的な活動が展開されます。この展覧会は、長年にわたるイスラエルの占領と暴力に苦しむパレスチナの子どもたちの声を届けることを目的としており、参加する絵本作家たちの情熱が注がれた作品が並ぶ予定です。
パレスチナの現状
パレスチナでは、70年以上にわたり続く占領があり、2023年以降は特に攻撃が激化しています。最新の報告によると、パレスチナ全土でのパレスチナ人の死者数が5万人を超え、その中には1万5千人を超える子どもたちが含まれています。この厳しい状況の中、絵本作家たちはこどもたちに向けて児童書を制作しており、彼らの声を伝える力を信じています。
展覧会内容
この展覧会では、約20点にわたる絵本作家の作品と、パレスチナの子どもたちの写真が展示される予定です。具体的な展覧会の日程は以下の通りです。
- - 京都 2025年6月10日(火)~15日(土) 場所: 堺町画廊
- - 東京 2025年8月4日(月)~9日(土) 場所: Pinpoint Gallery
- - 広島 2025年8月26日(火)~9月7日(日) 場所: Gallery G
地元の美術館やギャラリーと連携し、展覧会を通じてより多くの人々にパレスチナの現状を知ってもらうことが目的です。絵本作家たちの作品を通じて、子どもたちの心情や希望、そして彼らが直面している厳しい現実について考える機会を提供します。
主催者と協力団体
このプロジェクトは「つながる世界プロジェクト」によって主催され、日本国際ボランティアセンター(JVC)の協力を得ています。JVCは1980年に設立され、国内外で地域開発や人道支援を行っており、特に現地の人々の力を引き出す支援を重視しています。
イベントに関する問い合わせはつながる世界プロジェクトのメールアドレス(
[email protected])にて受け付けています。また、公式X(旧Twitter)も開設されており、情報のシェアが期待されています。
絵本作家たちの参加
参加する絵本作家には、えがしらみちこ、石川えりこ、市居みかをはじめとする多くの著名な作家が名を連ねています。彼らはそれぞれ異なるスタイルと視点を持ち寄り、パレスチナの子どもたちの状況について訴えかける作品を提供することで、見る人の心に響く展覧会を作り上げています。
この展覧会は単なるアートの展示にとどまらず、参加者に対して深い感情やメッセージを体験してもらうことを目指しています。会場に足を運ぶことで、少しでもパレスチナの現状について理解を深め、共感するきっかけとなるでしょう。ぜひ皆さんの参加をお待ちしております。