オンラインスクール『クラスジャパン小中学園』の新たな試み
新型コロナウイルスの影響により、学校が休校になり、子どもたちの学びの場が大きく制限される状況が続いています。特に不登校の児童にとって、学校以外の居場所は限られ、さらに居心地の良い環境を求めることが難しくなっている現代。そんな中、オンラインスクール『クラスジャパン小中学園』が新たな居場所を提供します。
学びの場の必要性
学校の休校が長引く中、保護者からは「居場所がなくなった」、「子どもが学校に行けず辛そう」といった声が増えています。同学園では、子どもたちが安心して学べる場所を提供するために、これまで有料で提供していたオンライン学習サービスを無料で利用できるようにしました。
オンラインスクールの内容
1. 教科書に沿った映像授業
対象とされる児童は、教科書に基づいた映像授業を受けることができます。これにより、学校での学びを遅れを取らずに進めることができます。利用する教材は、小学校1年生から3年生向けの「すらら」、4年生から中学3年生向けの「スタディサプリ」が用意されており、既存の教科書にも対応しています。
2. プログラミング学習の導入
プログラミング教育が小学校で必修化されることを見据え、同学園では自学自習できるプログラミング教材も配信します。希望者のみが利用可能で、子どもたちが自分のペースで学ぶことができる環境が整っています。
3. ネットの先生とのコミュニケーション
オンラインでは、「ネットの先生」と呼ばれる講師と日常的なやり取りができます。教材の使い方や学習計画の相談ができるため、孤独感を感じることなく、学びを深めることができます。
4. オンライン部活動も充実
部活動に参加することも可能です。マインクラフトを用いた部活動など、仲間と協力しながら楽しみながら学だり、交流を図る場が設けられています。
5. 健康相談サービスの提供
保護者向けに、専門医との健康相談が可能です。インターネットを通じて時間や場所を問わず、健康に関する相談ができるため、安心感を持って子どもを支えることができます。
利用方法と申込について
このオンラインスクールを利用するためには、同学園の公式ホームページから事前に申し込みを行う必要があります。初期システム設定料として11,000円が必要ですが、基本サービスは無料で提供されます。申込期間は2020年3月19日まで。お子さんの学びをサポートするために、ぜひこの機会をご利用ください。
公式ホームページ:
クラスジャパン小中学園
結論
新型コロナウイルスの影響を受け、より多くの児童生徒が新たな学びの場を求めています。『クラスジャパン小中学園』のオンラインスクールは、そんな子どもたちにとっての新しい居場所となることでしょう。学びと成長の機会を提供するこの取り組みを、私たちも共に支えていきたいものです。