秋田銀行が選んだ新しいプラットフォーム
2023年4月、秋田銀行は、株式会社NTT DXパートナーと株式会社NTTデータが提供する「C-Turtle® FE」を導入しました。この導入は、同銀行が掲げる2030年度のネット・ゼロ達成を支援するための重要なステップです。
秋田県の特徴と銀行の役割
秋田県はその壮大な農業地帯や森林、多様性に富む気候を持ち、豊かな水資源や風力発電などの持続可能なエネルギー資源が豊富です。地域の特性を活かして、秋田県は持続可能社会の実現を進めています。そんな中で、秋田銀行は、GHG排出量の適切な管理と削減を目指し、様々な省エネ活動を取り組んでいます。
C-Turtle FEについて
「C-Turtle FE」は、金融機関が国際基準「PCAFスタンダード」に基づいてファイナンスド・エミッションを可視化し削減することを支援するプラットフォームです。このサービスは、金融業界やその投融資先に特化されたもので、これからの持続可能な金融の在り方を示しています。
今後の展望
今後、NTT DXパートナーとNTTデータは、秋田銀行との連携を深め、地域企業の脱炭素化を促進し、さらなるカーボンニュートラルの実現をサポートする予定です。この取り組みにより、秋田県全体の持続可能な発展に寄与できることが期待されます。
NTTグループの革新
「C-Turtle」は、NTTデータが日本国内で商標登録しているもので、NTTグループが進めるGXソリューションの一環として位置づけられています。この取り組みは、「NTT GX(Green Transformation)×Innovation」を通じて、2050年のカーボンニュートラル達成に向けての重要な施策の一部でもあります。
秋田銀行の新しいパートナーシップは、地域社会の持続可能な成長の未来を切り拓く一歩となるでしょう。