GEとベライゾンの提携
2014-10-21 14:30:02

GEとベライゾンが協力しインダストリアル・インターネットの新時代を切り開く

GEとベライゾンの提携で拓くインダストリアル・インターネットの未来



ゼネラル・エレクトリック(GE)とベライゾンが、インダストリアル・インターネットの分野で協力関係を結ぶことを発表しました。今回の提携によって、両社はソフトウェアを装備したGEの機器を、ベライゾンが提供するM2M(Machine to Machine)およびクラウドプラットフォームに接続し、インダストリアル・インターネットを安全に実現するための新しいワイヤレス通信システムを共同で開発することを目指しています。

この取り組みは、GEのPredix™プラットフォームを通じて、リモートモニタリングや診断、メンテナンスの問題を何処でも解決できるサービスを提供することに直結します。特に、業界全体で求められている高い効率性と柔軟性を実現するために、両社はグローバルなシングルSIM技術に関する共同作業も今後進めていく予定です。

新たなビジネスモデルの創出



ベライゾンのIoTコネクテッドソリューション責任者、マーク・バルトロメオ氏は、インダストリアル・インターネット導入の重要性について触れ、「鉄道や航空、エネルギー、医療など様々な業界は、変革を進めることでさらなる成長が期待できる」と述べました。ただし、モノのインターネット(IoT)の市場は今なお初期段階であり、エコシステム内でのアライアンスの拡大が成功の鍵となると語りました。

両社のパートナーシップは、急速に進化する顧客ニーズに応えながら、新たなビジネスモデルを創出するうえで強力なドライブとなるでしょう。

技術革新がもたらす変化



一方で、GEのソフトウェア部門のビル・ルー氏は、「インダストリアル・インターネットの推進が、コンピュータ技術、解析、センサー、新世代のコネクティビティの融合によって進められている」と強調しました。現在のネットワーク社会では、ベライゾンの技術が中心的役割を担っており、それにより業界や社会のイノベーションが促進されています。この協力によって、イノベーティブなソリューションがさらに生まれることが期待されています。

ベライゾンの先進的なインフラ



ベライゾンは、日本国内で最も信頼性の高い4G LTEネットワークを運営する企業であり、世界でも特に接続性の高いIPネットワークを持つことで知られています。エンタープライズクラスの次世代クラウドプラットフォームのリーダーとして、またサイバーセキュリティ対策のグローバルリーダーとしての地位を築くベライゾンは、産業界や公共機関、コミュニティに対する変革をもたらし、新しいビジネスチャンスを創出する役割を果たすことに意欲を見せています。

このGEとベライゾンの提携は、インダストリアル・インターネットの新たな時代を迎えるための一歩であり、今後の展開に注目が集まります。両社がどのようにして革新的なサービスを提供し、変化する市場環境に対応していくのか、その行く先は非常に興味深いものです。

会社情報

会社名
ベライゾンジャパン合同会社
住所
東京都千代田区丸の内1-11-1パシフィックセンチュリープレイス丸の内 18F
電話番号
03-5293-9000

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