FIFAワールドカップ2026とスマートフォン利用者動向
視聴行動分析を専門とするニールセン デジタル株式会社が2026年7月のデータを基に、スマートフォンにおけるFIFAワールドカップ2026関連サービスの利用傾向を発表しました。このデータは、日本国内におけるスポーツ情報及びストリーミングサービスの現状を把握するためのものです。
スポーツカテゴリ利用者数No.1は「Sportsnavi」
2026年7月、スポーツ情報ポータルサイト「Sportsnavi」の月間利用者数は1297万人に達し、市場でのトップを維持しました。これは、日常的にスポーツニュースや試合情報を求めるファンにとって信頼できるプラットフォームとしての強固な地位を示しています。6月と比べると若干の減少が見られますが、それでも高い水準を保っています。
DAZNとNHK ONEの視聴動向の分析
DAZNは2026年7月においても高い関心を集めており、特に日本代表の試合開催後、利用者数が大きく増加しました。5月には247万人だったユーザーが、6月には707万人と約2.8倍に急増しています。7月には535万人となり、前月比で24.4%の減少が見られるものの、5月との比較では116%増を記録しており、根強い人気を維持しています。
一方、公共放送のNHK ONEは、307万人にまで利用者が減少しました。この数字は6月の490万人から大幅な減少を示しており、2026年5月の332万人とほぼ同水準に戻りました。
DAZNの利用者層
利用者層を見ると、DAZNは主に18〜34歳の男性が中心であり、この層の利用者は2026年7月にも138万人を記録しました。この年代のユーザーは大会に対する関心が非常に高く、視聴時間も安定していることが特徴です。また、50歳以上の男性も同様に安定した利用を続けており、視聴者は確固たるファン層を形成しています。
スポーツ観戦のデジタル化
FIFAワールドカップ2026がもたらした視聴行動の変化は、スマートフォンによるスポーツ観戦が広まりつつあることを示しています。特に、時代の流れとともに視聴環境が変化している中で、企業やメディアプランナーはこの新たな傾向に対応する必要があり、イベント時のリーチ拡大と、開催後も残存するコアオーディエンスとのエンゲージメント強化が求められます。
ニールセン モバイルネットビューの利用について
ニールセン モバイルネットビューは、日本全国の約8000人からのデータを元にしたサービスで、実際のユーザー行動を分析するための強力なツールです。従来のアンケート調査とは異なり、リアルな利用データに基づいているため、マーケティング戦略の基盤を築く上で非常に役立つと評価されています。このデータを最大限に活用することで、広告やコンテンツ戦略を最適化することが可能になります。
最後に
FIFAワールドカップ2026をきっかけにして、スマートフォンを通じたスポーツ観戦の需要がどのように変化しているかは、スポーツメディアの未来を探るうえで欠かせない視点です。今後の視聴動向に注目です。