闘病生活を支援するSNS「DayRoom」の新機能
病気の垣根を越え、さまざまな疾患を持つ仲間とつながることができるSNS「DayRoom」が、今月新たに「みんなの部屋」機能をリリースしました。この新機能により、従来の特定病気のトークルームに参加するだけでなく、全ての登録者が集まり交流できる場が提供され、より広範なつながりが生まれます。
DayRoomの概要
まず、DayRoomとは、同じ病気を抱える人々が集まり、経験を共有したり、アドバイスを交わしたりするためのSNSです。ユーザーは病気ごとに設けられたトークルームで自由に会話を楽しむことができるほか、初期段階ではトークルームが存在しない病気についても、自らその部屋を作成することが可能です。
さらに、友人間でプライベートにやり取りできるダイレクトメッセージ機能や、日々の体調や気持ちを記録するためのタイムライン機能も搭載されています。これにより、ユーザーは自分の闘病記録をつけながら、日常を振り返ることができるのが大きな特徴です。
新機能「みんなの部屋」
新しく追加された「みんなの部屋」では、全登録者が参加できるため、従来の病気ごとのトークルームを超えた交流が楽しめます。すべての障害を持つ利用者が、共通のテーマで会話をすることが可能です。これは、異なる病気を抱える人々が意見や経験を共有し、お互いを理解し合う貴重な機会を提供します。
FAQページの設置
また、使い方がわからないという声に応える形で、FAQページも新たに設けられました。これによって、利用者はDayRoomの機能をより簡単に理解し、活用することができるようになります。これまでダイレクトに問い合わせた場合、限られた情報しか得られなかった点が改善され、ユーザーが知りたい情報へ素早くアクセスできるようになりました。
投稿管理機能
さらに、ユーザーは自分の投稿を削除できる機能も追加されました。これにより、より自由な気持ちで投稿ができるようになると期待されています。自分の思うままに感じたことや体験を投稿でき、必要なくなった情報についても簡単に削除できる環境が整いました。
トークルーム検索ボタンの導入
これまでは「Enter」キーを使用してトークを検索していましたが、使い勝手が良くないとの声を受けて、専用の検索ボタンが新設されました。これにより、ユーザーが求めるトピックを簡単に見つけ出し、快適に会話を続けられるようになります。
さらなる向上に向けた取り組み
DayRoomを運営する株式会社DayRoomでは、シードラウンドでの資金調達を行い、組織体制の強化とサービスの認知度を高めることを目指しています。今後はさらに闘病中の方々を支えられるような新規事業の展開も計画しているようです。
会社の基本情報
DayRoomは、闘病生活をより良く、そして楽しめる社会の実現を目指したSNSですが、利用は基本的に無料です(将来的には一部有料機能が加わる予定)。ウェブプラットフォームからサービスを利用できる他、iOSやAndroidアプリも今後展開する予定です。興味がある方は、
こちらから詳細を確認すると良いでしょう。
闘病中の社会参加を支える取り組みが、これからの利用者たちの力になっていくことを期待しています。