日本人の「安心」調査
2020-01-29 15:00:45

ソニー損保の調査で明らかになった日本人の「安心」とは?

ソニー損保の「“安心ってなんだ?”研究所」プロジェクト



近年の社会では、心の安定が求められていますが、実際にどれだけの人々が「安心」を感じながら生活しているのでしょうか。ソニー損害保険株式会社(以下、ソニー損保)は、「“安心ってなんだ?”研究所」というプロジェクトの一環として、全国の15歳から69歳の男女を対象に「安心に関する調査」を行いました。この調査結果は、我々が日常生活において如何に「安心」を感じながら生きているか、さらにはその重要な要素を知る手助けとなります。

安心を感じている人は51.6%!



調査によると、日本人の約半数、具体的には51.6%が「安心を感じながら生活している」と回答しました。男女間では、女性が56.1%と多くの割合を占めており、男性の47.3%と比較すると、女性の方が安心感を持つ傾向があることが窺えます。さらに、年代別にみると、10代の子どもたちが58.4%と最も安心を実感しており、逆に40代では46.7%が「安心を感じていない」との結果が示されました。

調査を行った背景には、昨今多く報道される自然災害や経済不安などが影響していると考えられます。実際、安心感が薄いと感じる理由としては、「震災」「天災」といった自然災害や、収入面での不安が多数上げられました。

経済的安定が「安心」の核心



次に分析されたのは、安心を感じるために最も重要な要素です。「経済的安定」が31.3%でトップとなり、次いで「健康」が29.5%、最後に「家族」が15.7%と続きました。この結果から、経済的に安定しているほど「安心」を実感していることが明らかになりました。

不安を感じる要因としては、特に「老後の生活や年金」が21.9%、さらには収入関連の不安も高い傾向が見受けられます。38.7%の人々が日常的に安心を得るために気を使っていることも興味深い点です。

保険加入は68.4%!



さて、安心感を高める手段として「保険」への加入状況も調査されました。結果として68.4%もの人が保険に加入しており、そのうち安心を感じている人は76.9%、一方で安心を感じていない人は60.2%とのことです。このデータは、安心感が保険加入に強く影響していることを示唆しています。

脳と安心の関係



さらに、脳科学者である池谷裕二氏と茂木健一郎氏が調査結果に対するコメントを寄せています。池谷氏は「周囲とのつながりが安心感につながる」と述べ、茂木氏は「人生経験が感情のコントロールに影響を与える」と語りました。これらの言葉からも、安心とは単なる心理状態だけでなく、社会的なつながりや経験とも深く関わっていることが浮き彫りになったのです。

調査結果を通じて見えてきた「安心」というテーマは、私たちの日常生活において非常に重要な要素であることを再認識させられます。今後も、このテーマに基づいた対策や施策が必要になるでしょう。

会社情報

会社名
ソニー損害保険株式会社
住所
東京都大田区蒲田5-37-1アロマスクエア11F
電話番号

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