お盆の想い出が溢れる「フォトコン2024」の受賞作品
日本香堂が主催する「お盆っていいなフォトコンテスト2024」。今年の夏、全国から1,841件もの応募が寄せられ、厳正な審査の結果、40点以上の入賞作品が決まりました。特設サイトで受賞作とそのエピソードをご覧いただくことができます。
お盆とは、故人を偲び、家族や先祖とのつながりを再確認する重要な行事であり、本コンテストもその本質を理解し、受け入れてもらうことを目的としています。多くの皆様からの心温まる応募作品には、感動的なエピソードが詰まっています。それでは、受賞作品のいくつかを紹介しましょう。
最優秀賞
ゆっぴー様の作品は、1歳になったお子様が初めてひいおばあちゃんのお墓に挨拶に行く様子を捉えたものでした。不思議なことに、読めない字を持つ子供が自然とその場所を選び、「ばぁば」と呼びかけた瞬間は、多くの人々に感動をもたらしました。このエピソードは、お盆が持つ心のつながりを強く感じさせてくれます。
日本香堂賞
koto__photo様の作品では、田舎に住む祖父母へ子供たちを連れて行く楽しさが描かれています。具体的には、30年前と同じ夏を子どもたちに経験させたいという希望と共に、限りある時間を大切に過ごす姿勢が表現されています。昔の思い出を共有し、今を大切にするその気持ちが深く共感を呼び起こします。
優秀賞
きいろのこ様は、懐かしい道を娘と共に歩きながら、祖父母との思い出話をつづります。「お盆っていいな」という言葉には、お盆の時期の特別な意味が込められています。この作品は、家族の絆と温かい思い出の大切さを思い出させてくれます。
他にも、様々な受賞作があり、それぞれの作品には心に響くメッセージが込められています。祭りや地域の行事もお盆には大切な要素であり、平野昌子様の入賞作品では、東京都佃島住吉神社の例祭を背景にした思いが語られています。そこには、亡くなられた方々への感謝や、家族や地域の思いが一つになっています。
本コンテストが、多くの方にお盆の本来の意味を再認識させ、心温まる時間を共有する場となることを願っています。日本香堂はこれからも、日本独自の香文化や供養文化の継承・発展に努め、皆様に香り豊かな生活を提供して参ります。来年の「お盆っていいなフォトコンテスト2025」にもぜひご期待ください。
また、すべての応募者に感謝の気持ちをお伝えすると共に、特設サイトでは、惜しくも入選を逃した作品も見ることができます。お盆の思い出を一緒に振り返り、心温まる瞬間を共有しましょう。