スノーボードの未来を担う若手選手たち
新潟県妙高市に位置するNSGグループの国際スノーボード&スケートボード専門学校(JWSC)は、2025-26シーズンにスノーボード・ハーフパイプに挑む3名の選手を発表しました。選手たちは、昨シーズンから注目を集めている山田琉聖選手、そして卒業生である冨田せな選手と冨田るき選手です。この3名は、2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪の候補選手として全日本スキー連盟から強化指定を受けたいわば新世代のスノーボードアスリートです。
山田琉聖選手の活躍
山田地点で、彼のスノーボード人生は飛躍的に進化しています。彼は昨シーズンのワールドカップで5位に入賞し、早くも注目の若手選手として名を馳せています。今年の冬の大会においても、そのパフォーマンスが期待されています。特に、ミラノ五輪を視野に入れた挑戦は、彼にとって大きな意味を持っています。これまでの経験を活かし、五輪出場権を獲得すれば、JWSCから初の男子五輪選手となることが期待されています。
もう一人の期待の星、冨田せな選手
冨田せな選手は、スノーボード界のベテランとしての地位を築いており、2018年平昌五輪では8位、2022年北京五輪では銅メダルを獲得しています。彼女は今年も冨田ルキ選手と共に今シーズン新設されたプロリーグ「The Snow League」に参加予定です。彼女の目指すところは、もちろんミラノ五輪出場ですが、同時により高い技術と表現力の向上も考えています。すでに2025年全日本選手権で優勝を果たし、さらなる活躍が期待されています。
冨田るき選手の挑戦
冨田るき選手は、前回の北京オリンピックで5位入賞を果たした実力者です。彼女もまた、ワールドカップでの成績を上げ続けており、2024年には多くの大会で好成績を収めてきました。彼女の目標は、ミラノ五輪への出場権獲得であり、家族の出身地である新潟県からの支援を糧に、さらなるレベルアップを図っています。
JWSCの育成環境
JWSCでは、選手たちが高いレベルでトレーニングを受けられるよう、高度な育成プログラムを実施しています。雪上での専門的なトレーニングに加え、トランポリンやスケートボードを用いた技術練習やメンタル面でのサポートも行っています。これにより、選手たちは学業と競技を両立しながら、国際大会での成功を目指しています。
来たる競技日程
選手たちは2025-26シーズンに以下の大会に参加予定です。
- - 12月4日~6日: The Snow Leagueシークレットガーデン(中国)
- - 12月10日~12日: W杯シークレットガーデン(中国)
- - 12月17日~19日: W杯カッパーマウンテン(アメリカ)
- - 1月7日~10日: W杯アスペン(アメリカ)
- - 1月15日~18日: W杯ラークス(スイス)
- - 2月11日~13日: ミラノ・コルティナ五輪※出場資格獲得後
- - 2月26日~28日: The Snow Leagueアスペン(アメリカ)
- - 3月7日~8日: W杯バンケイ(日本)
これらの大会は世界最高レベルの選手たちが集まり、五輪代表選考において非常に重要な地点となります。特に山田選手の活躍はミラノ五輪への切符争いで重要な要素になることでしょう。
選手たちへの応援
今後、山田琉聖選手、冨田せな選手、冨田るき選手への温かい応援をよろしくお願いいたします。彼らが目指す五輪出場権は、彼らの新たな挑戦と成長を象徴するものです。日本のスノーボード界の未来に希望を託し、選手たちの活動を見守り続けましょう。