市川達夫氏が参画
2025-12-01 12:28:29

債券取引のエキスパート、市川達夫氏が新たにアドバイザーに就任

市川達夫氏が債券戦略アドバイザーに就任



株式会社スマートプラスは、債券取引プラットフォーム「Digital Wealth Manager(DWM)」のサービス向上を目的として、債券取引の専門家である市川達夫氏を債券戦略アドバイザーに迎えたことを発表しました。市川氏は大手証券会社での長年の経験を活かし、債券ポートフォリオ提案システムの構築をサポートし、顧客サービスの質を向上させる役割を担います。

就任の背景



スマートプラスは、2025年3月に債券取引を開始して以来、事業の拡大に努めています。特にDWMの導入により、IFA事業者を通じての債券販売が順調に進展しています。同社は、IFA事業者や保険代理店が債券を取り扱いやすくするために、2025年10月には債券投資支援サービス「DWM Bond Navigator」を提供開始する予定です。この背景を踏まえ、市川氏が債券取引の専門的なアドバイスを提供することで、同社の債券サービスのさらなる強化が期待されています。

市川達夫氏のプロフィール



市川氏は早稲田大学大学院理工学研究科を修了後、モルガン・スタンレー証券に入社し、債券ストラテジストとしてイールドカーブ分析やポートフォリオ戦略の立案に従事。その後、ABNアムロ証券やアールビーエス証券でコア預金モデルの構築に携わり、多くの銀行に提供しました。2009年にモルガン・スタンレー証券に復帰し、2016年にはゆうちょ銀行において執行役員総合クオンツ室長を務め、市場部門の定量分析を担当していました。また、2012年には東京都立大学で博士号を取得し、2017年からは非常勤講師も務めています。

市川氏の役割



市川氏は以下のような活動を通じて、スマートプラスの債券サービスの発展に寄与します:
  • - 債券ポートフォリオ提案システムの構築: 投資家のニーズに合ったポートフォリオを提供するための戦略立案や助言。
  • - 債券市場分析: 投資戦略に必要な専門知識の提供。
  • - 商品開発への助言: 機関投資家の視点からのアプローチで商品開発や販売戦略への助言。

市川氏のコメント



市川氏は、「この度、スマートプラスの債券戦略アドバイザーに就任できたことを光栄に思います。債券投資は適切なリスク管理と戦略的なポートフォリオ構築によって、安定的なリターンを目指せる魅力的な投資手段です。テクノロジーと金融専門知識の融合による新しい投資サービスの実現に貢献したいと考えています。」と述べました。

スマートプラス代表取締役のコメント



スマートプラスの代表取締役、小林紀子氏は、市川氏の招聘について「彼の豊富な経験と知見により、当社の債券サービスの強化が期待されます。DWMを通じて、仲介業者が質の高い債券投資サービスを提供できるよう取り組んでいきます」と述べています。

Digital Wealth Manager(DWM)について



DWMは、証券取引プラットフォームとして、仲介業者が迅速に自社の証券サービスを構築できる環境を提供します。投資一任運用サービスや日米株式を対象としたアクティブ運用など、様々な機能を備えています。これにより、各事業者は自社ニーズに応じた魅力的なサービスを展開することが可能となります。

まとめ



市川達夫氏の債券戦略アドバイザーへの就任は、スマートプラスにとって大きな一歩となります。債券取引の専門知識を活用することで、今後のサービス拡充が期待されます。金融技術の革新と専門性の融合が、新しい投資の形を切り開くことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Finatextホールディングス
住所
東京都千代田区九段北1丁目8番10号住友不動産九段ビル9階
電話番号

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