公演は第1部の「Ballet Gala Concert」からスタートしました。初めの演目として披露されたのは、「パリの炎」よりグラン・パ・ド・ドゥ。この作品は、観客を魅了するパフォーマンスで、この公演のオープニングに相応しい圧倒的なエネルギーに満ちていました。出演した岡村美歩さんと森川礼央さんの息の合った演技によって、会場全体が高揚感に包まれました。
「The lost memory」という作品では、記憶のゆらぎがソロパフォーマンスで表現され、Veronica Segovia Torresさんの繊細な表現力が際立ち、観客の心を揺さぶりました。続いての「スパルタクス」では、富村京子さんと藤野暢央さんの絆が美しく描かれ、リフトや表情から溢れ出る感情に圧倒されました。