富士モータースポーツミュージアムでB.R.Mの販売が開始されました

富士モータースポーツミュージアムとB.R.Mの新しい関係

2022年に開業した富士モータースポーツミュージアム3Fのオフィシャルショップ＆カフェ「Fan Terrace」にて、フランスの高級腕時計ブランド「B.R.M」が新たに展示・販売を開始しました。モータースポーツと深い結びつきを持つB.R.Mは、その魅力を日本中に広める一環として、国産だけではなく国際的なブランドとのコラボレーションも進めています。

B.R.Mとは？

B.R.M（ビー・アール・エム）は、ジュエリーデザイナーであるベルナール・リシャール氏によって2003年に設立されました。創立の理念である「PURE RACING SPIRIT」に基づき、モータースポーツからインスパイアされた独特のデザインを持つ腕時計を手掛けています。時計はすべてフランスの閑静な街、ベクシンの工房で熟練の職人によって手作りされ、年間の生産本数は2000本程度という希少性が特徴です。

「Fan Terrace」での展開

「Fan Terrace」では、既に銀座三越での販売が行われており、ここは日本国内での第二の販売拠点となります。このショップでは、B.R.Mの多彩なコレクションを手に取っていただけるだけでなく、モータースポーツとのコラボレーションによる限定モデルも取り扱われています。

シンプルながらもレーシングスピリットを感じさせる腕時計や、豪華な制作技術を持つアイテムが揃っています。特に、DDF12モデルはレーシングカーのブレーキディスクからインスパイアを受けたデザインとなっており、腕時計愛好家のみならず、自動車ファンの心をも掴む魅力があります。

モータースポーツ界とのつながり

B.R.Mはヨーロッパを中心に、若手育成カテゴリーやワンメイクレースでのサポートを行っており、スパ・フランコルシャンサーキットとも密接なパートナーシップを結んでいます。また、2021年からは日本の最高峰モータースポーツであるSUPER FORMULAへの賞を通じて、毎戦の優勝者や年間チャンピオンにはオリジナルの腕時計を贈呈しています。さらに、クラシックカーラリー「La Festa Mille Miglia」のオフィシャルスポンサーとしても活動し、自動車文化の振興に寄与しています。

日本市場への進出

2020年からViron Japan株式会社がB.R.Mの輸入総代理店として活動しており、これまでに日本向けのオリジナルモデルの開発にも成功しています。現在、Fan Terraceの他に、銀座三越でも取り扱いがあり、これからの日本市場における展開が期待されます。

まとめ

モータースポーツファンとして、また高級腕時計愛好家として、富士モータースポーツミュージアム内の「Fan Terrace」を訪れ、B.R.Mの最新コレクションをぜひ体験してください。その独自のデザインと技術を感じることで、新たな魅力に出会えることでしょう。これからの展開にも、ぜひご注目ください。

注：（本記事内の仕様及び価格は執筆時のものであり、変更される場合があります。）