『Shockwave™ AWARD 2007』受賞作品の発表
2007年の『Shockwave™ AWARD』では、新たにクリエイターの才能を引き出すための公募コンテストが行われました。このコンテストは、プロ・アマを問わず広く作品を募集し、日本の新しいクリエーターを発掘・育成することを目的としています。今回は、特に注目すべきことに、ソニー株式会社がオフィシャルスポンサーとして加わり、ブログパーツ部門が新設されました。
コンテストには、141名がエントリーし、その中から厳正な審査の結果、受賞作品が決まりました。受賞者には、グランプリ、一般投票賞、そしてFLO:Q賞が設けられています。
グランプリ受賞者
藤井組の「【機微ゲームシリーズ】シニアカップルゲーム」となります。
OPTI-WAVEの「オペンのスリップスライダー」が受賞しました。
Kenji R49の「Super 射的」が受賞し、賞金30万円が与えられます。
一般投票賞受賞者
一般投票の結果としても賞が設けられています。こちらでは、次の作品が受賞しました。
ゼータテクノス「Twoon Exit with αpa」
再びOPTI-WAVEの「オペンのスリップスライダー」が選ばれました。
トラウマ団の「テッシュくばり」が受賞し、10万円の賞金を手にしました。
FLO:Q賞受賞者
FLO:Q賞では、特に優れた作品に対してSONY製デジタルカメラが贈られます。この賞を受賞したクリエイターは次の通りです。
- - 藤井組(Web エンターテインメント部門)
- - トラウマ団(ブログパーツ部門)
- - kuroi(ブログパーツ部門)
審査員について
審査は専門家によって行われ、以下の方々が参加しました。
- - FROGMAN(小野亮): 株式会社蛙男商会の映像クリエーター
- - 植田益朗 : 株式会社アニプレックス 実行役員常務
- - 近藤伸一 : 株式会社ミュージック・オン・テーヴィ 事業企画本部コンテンツ開発部次長
作品の待遇について
受賞した作品は、Shockwave™との配信契約に基づき、2008年1月1日から1年間に渡り、Shockwave™、Shockwave™モバイル、Shockwave™ブログゲーム、そしてgameblastなどで公開される予定です。また、ブログパーツ部門に応募された作品は、一般投票が始まる際からブログパーツとしてウェブサイトに掲載され、2007年12月25日まで見ることができます。
FLO:Qとは
FLO:Q(フローク)は、ソニーが提供する多機能型ウィジェットサービスで、自由にブログパーツを作成できるのが特徴です。最大25のサービスとの連携や、独自のFLASHコンテンツを楽しむことができるなど、多様な楽しみ方が提供されています。これは訪問者との交流を深める機能も充実しており、すべての方に無料で登録が可能です。
企業情報
ショックウェーブエンターテインメント株式会社は、ゲームやアニメーションといった瞬時に楽しめるコンテンツを提供する企業です。彼らの運営するサイトは、日本でもトップクラスのエンターテインメントサイトとして200万人以上のメルマガユーザーを有しています。
このように『Shockwave™ AWARD 2007』は、日本のクリエイターたちにとって大きな展示の場となり、様々な才能が一堂に会した盛大なイベントでした。次回の開催にも期待が寄せられています。