FUSION JAPANが上海にライブコマーススタジオを開設し販売支援を強化

FUSION JAPANが上海にライブコマーススタジオを開設

株式会社FUSION JAPAN（本社：東京都、海外法人：上海）は、上海市内に6つの自社ライブスタジオを新たに設立しました。この取り組みは、EC市場の成長鈍化に対抗し、次世代の販売チャネルであるライブコマースに力を入れるものとなります。

EC市場の変化とライブコマースの注目度

現在、中国におけるEC市場は成熟段階にあり、従来型の方法だけでは十分な成長が見込めない状況です。一方で、ライブコマースの需要は依然として高まり続けています。この新しいスタイルが「購買を生む最も強力な導線」として多くのブランドから注目を浴びているのです。FUSION JAPANは、これまでにも多くのブランドをECの運営支援をしてきましたが、新設したスタジオにより、より効果的な売上増加とブランド力の向上を実現できる体制が整いました。

自社スタジオの特徴と利点

1. 6つの自社スタジオ

新たに開設された6つのスタジオでは、24時間体制でライブ配信が可能です。この柔軟性により、消費者の視聴時間に合わせた配信ができ、深夜や通勤時間などのニーズに応じたプロモーションもスムーズに実施できます。また、大規模なセールイベント時にも連続的なライブ配信が可能となりました。

2. ワンストップでのEC運営

FUSION JAPANのスタジオでは、主要な中国のECプラットフォームであるTikTok、Tmall、RED（小紅書）などでのライブ配信が自社内で完結します。これにより、商品登録から運営、ライブ配信、販売、分析までのすべてのプロセスを一貫して行うことができ、ブランド側は複数の業者と調整する必要がなくなります。これにより、手間と時間が大幅に削減され、スムーズな運営が実現します。

3. 迅速な対応

自社内ですべての作業を内製化しているため、迅速な対応が可能です。セール時の即時ライブの実施や、新商品の迅速な立ち上げ、視聴データに基づくリアルタイムでの改善などが実現されました。

企業が抱える課題とソリューション

企業が直面する多くの課題を解決するため、FUSION JAPANのライブコマースサービスは非常に効果的です。具体的には、中国市場におけるECの売上が停滞している企業、ライブコマースに興味があるが始められない企業、迅速な施策実施を求める企業にとって、頼りにできるパートナーとしての存在を確立することを目的としています。

今後の展望

FUSION JAPANは、越境ECおよびライブコマースの領域において、さらにそのサービスの範囲を広げ、日本企業の国際展開を加速させるため、新しいソリューションの開発を進める予定です。特に2026年以降は、インフルエンサーの育成、ブランド専用スタジオの運営、ライブ配信データの分析レポートの高度化に着手し、ライブコマース事業を強化していく計画です。