新卒社員の入社後ギャップに関する調査概要
株式会社学情が実施した最近の調査によると、20代専門の転職サイト「Re就活」に登録している新卒社員の約8割が入社前に抱いていた期待と入社後の現実にギャップを感じていることが明らかになりました。この調査は、2026年6月7日から28日まで行われ、52名から有効回答を得ました。
調査結果のハイライト
1. ギャップを感じた社員が80%超
調査結果によれば、入社前後のギャップを「大きくあった」と感じる新入社員は50.0%。さらに「ややあった」を指摘したのは34.6%で、合計で81.6%が何らかのギャップを認識していることが示されました。
2. 特に多かったギャップ
具体的にどの点にギャップを感じたかを尋ねたところ、最も多かったのは「仕事内容」で51.9%がその影響を訴えています。次いで「働き方(残業・休日など)」が38.5%、そして「職場の雰囲気」が36.5%という結果に。
3. 内々定者への説明不足
内々定を得るまでの会社や仕事に関する説明について尋ねると、55.7%が「十分ではなかった」と回答。その内訳を見ると、44.2%が「あまり」十分でなかったとし、11.5%が「全く」そうだと答えています。これらのデータは、仕事内容や勤務地の説明が実際とは異なるとの声が多く寄せられたことを示しています。
4. 研修や社員教育の不足
入社後の研修や働き方についても、不満が続出しています。入社後の説明が「十分ではなかった」とする回答が65.4%に上り、内々定後よりも高い数字を記録しました。この点で、特に「研修が実際には怒られる形式だった」との声が多く見られました。
早期退職とギャップの関連性
調査結果は、早期退職意向がギャップの大きさと関連性があることを示唆しています。仕事内容や職場環境に対する期待と現実の差が、新入社員の早期の離職を引き起こしている可能性が高いのです。今後企業は、内定者への具体的な情報提供や教育プログラムの充実が求められるでしょう。
調査の背景
昨今「新入社員がすぐ辞める」といったニュースが相次いでいる中、企業は新卒社員の早期退職を防ぐためにどのように動くべきか、真剣に考える必要があります。この調査を通じて、若者の退職意識の背景を把握し、企業がどのように対応すべきかを見極める手助けになるでしょう。
株式会社学情の紹介
株式会社学情は、276万人の会員を持つ「Re就活」を運営しており、2004年から若手社員のキャリア形成をサポートしています。また、初の合同企業セミナーを開催するなど、さまざまな施策に取り組んでいます。今後も新卒社員が安心してキャリアを築ける環境の提供を目指します。