DEI施策と応募意欲
2026-06-25 15:05:03

企業のDEI施策に対する認識が応募意欲に与える影響とは

企業のDEI施策に関する認識調査結果



日本最大規模のハイクラス/グローバル人材専門の人材紹介会社、エンワールド・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山本 裕介)による「企業のDEIに関する認識調査」が実施され、注目すべき結果が明らかになりました。この調査は、日系企業や外資系企業、スタートアップ企業で働く人々を対象に、彼らが考えるDEI(Diversity, Equity, and Inclusion)についての認識や評価を探るものです。

調査の背景


近年、DEIへの注目が高まり、多くの企業がこの理念を推進する制度や方針を整備しています。しかし、企業の発信するDEI施策について、実際にはどのように受け取られているのか、その評価や影響については不明瞭な部分が多く残されています。エンワールドではその実態を明らかにするため、今回の調査を企画しました。

DEIへの信頼は薄い?


調査結果によると、企業のDEI施策の発信に対し「信頼できない」と感じる人が37%を占め、「信頼できる」との回答は25%にとどまりました。この結果は、企業のDEI施策に対する不信感を強く示しており、特に日系企業やスタートアップ企業でこの信頼値が高いこともわかりました。企業のDEI施策の立ち上げが進んでいるにも関わらず、実際にその施策が社員の働き方や職場環境にどのように影響を与えているかが可視化されていないことが背景にあると考えられます。

応募意欲への影響


重要な点は、54%の回答者が「企業のDEIへの取り組みが応募意欲に影響する」と答えたことです。このことから、企業のDEI施策が応募者の選考基準において一つの判断材料になっていることが伺えます。特に「影響しない」と答えた層では、その信頼性が「信頼できない」に偏る傾向が見られました。

信頼の欠如の理由


「信頼できない」という回答の理由として、55%が「実際の働き方や職場環境が見えない」と回答し、次いで42%は「発信内容と外部情報のギャップ」を挙げました。特に日系企業では、発信内容と口コミとのズレが問題視されています。外資系企業では、特定のテーマに偏っているとの声が多く、スタートアップ企業では、経営層からのコミットメント不足や実態が見えにくい点が懸念される結果となりました。

重視されるDEIテーマ


転職を考える際に重視されるDEIについてのテーマに目を向けると、「柔軟な働き方」が71%で最多となり、その後に「公平な評価・昇進」が57%、さらに「育児・介護との両立支援」が42%という結果が得られました。興味深いのは、年齢の重要性が41%で性別や国籍よりも高い割合を示した点で、就業者は年齢問わず活躍できる環境を求めていることが伺えます。

結論


まとめると、企業のDEI施策に対する認識は依然として信頼を欠く状況にあり、その背景にあるのは実際の運用実態の不足や、発信情報が外部の評価と乖離していることが大きいと感じられます。一方で、就業者は柔軟な働き方や公平な評価を率直に求めており、これらが日常の業務環境に深く関わっていることが強調されています。今後は、企業は制度の策定だけでなく、その運用がどのように行われているかを透明にすることが求められます。本調査の結果は、DEIが「制度の有無」で評価されるのではなく、実際の効果や変化がどのように見えるかが重要であることを示唆しています。


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会社情報

会社名
エンワールド・ジャパン株式会社
住所
東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン12階
電話番号
03-4578-3500

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