和歌山県橋本市が猫との共生を目指すTNR活動
和歌山県の橋本市では、2024年9月2日から「不幸な猫をなくすTNR活動を推進〜“人”と“猫”が優しく暮らせるまちへ〜」というタイトルでクラウドファンディングが開始されます。この取り組みは、飼い主のいない猫を捕獲し、不妊去勢手術を行った後に元の場所に戻す、いわゆるTNR(Trap-Neuter-Return)活動を通じて、地域の猫たちが安心して暮らせる環境を整えることを目的としています。
これまでの取り組み
橋本市では、2022年からクラウドファンディングを実施し、飼い主のいない猫のための活動資金を集めてきました。これまでに約900匹の猫が地域猫として暮らす環境が整えられました。しかし、まだまだ市内にはたくさんの飼い主のいない猫たちがいるため、引き続き支援が必要です。今回のクラウドファンディングでは、目標寄付額を500,000円と設定し、受付期間は2024年11月29日までを予定しています。
さとふるクラウドファンディングの特長
「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用しており、寄付者はどのように寄付金が使われるのかを具体的に知ることができます。また、寄付先の選定や自治体への応援メッセージの投稿も可能で、集まった寄付金の金額も随時確認できるため、寄付者自身が活動の進捗を感じながら、支援ができます。このような透明性の高い仕組みが、多くの寄付者からの支援を得やすくしているのです。
橋本市の未来へのビジョン
橋本市は、猫たちが不幸な結末を迎えることがないよう、引き続きTNR活動や譲渡会などを実施し、「人」と「猫」が共に優しく暮らせる地域社会の実現を目指しています。この活動は地域のボランティア団体や公益財団法人どうぶつ基金とも連携しながら進められます。市は、今後も地域の情熱を結集して、さらなる活動を継続していく意向を示しています。
協力企業と今後の展望
このクラウドファンディングは、株式会社さとふるが運営しており、株式会社CAMPFIREとも業務提携を結んでいます。両者は、ふるさと納税を利用した自治体プロジェクトへの寄付を促進し、地域活性化に努めています。「さとふる」での寄付や、CAMPFIREからの寄付申し込みも可能なため、幅広い支援が期待されます。今後、橋本市は地域の魅力を高めながら、持続可能な社会の一翼を担っていくことでしょう。
まとめ
和歌山県橋本市は、TNR活動を通じて人と猫が共生できるまちを目指しています。寄付を通じて、この活動を応援しましょう。詳しくは、
さとふるのクラウドファンディングページをご覧ください。皆さまの温かいご支援をお待ちしています。