「+DX」認定資格、デジタル時代の未来を拓く
2021年10月11日、IoT検定制度委員会と株式会社サートプロが、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進のための新たな認定資格「+DX」を正式に発表しました。昨今のデジタル化の進展に伴い、企業にとってDXの推進は欠かせない課題となっています。しかし、企業それぞれのDXへの取り組みにはさまざまな状況があり、その解決に向けた専門知識やスキルが求められる中、この「+DX」はそのニーズに応える形で創設されました。
「+DX」とは何か?
「+DX」認定資格は、ビジネスパーソンが持つ技術や能力に加えて、DXの知識や理解を測定するものです。試験に合格することで、DX推進に必要なスキルやリテラシーを証明できるため、この資格があれば、組織内でのDX推進のリーダーシップを取ることが期待されます。特に、事業部長やマネジメント層、DX関連の新事業に関わる方々には非常に有用な資格です。
誰が「+DX」を取得すべきか?
「+DX」は、以下のような方々におすすめです:
- - 社長や役員からDX推進を求められている事業部長や管理職
- - DX推進プロジェクトに所属する社員
- - IoTやAIに興味があり、DX推進に取り組みたい方
- - DX関連の新事業や事業開発に携わっている方
この認定資格は、IT関連技術者や製造業の方に限らず、非IT部門に所属する方でも受験可能です。幅広い職種の方々にとって、DXに関する知見を深める良い機会となるでしょう。
資格証はブロックチェーンで発行
「+DX」の資格認定証は、Lustrust株式会社が提供するブロックチェーン証明SaaS「CloudCerts」を利用して発行されます。ブロックチェーン技術により、発行された認定証は安全に保護され、デジタルでの実績が確実に記録されます。このことにより、個人の実績は永続的に保障され、環境への配慮も実現されます。また、合格者には「+DX」ロゴが授与され、名刺やSNSでの利用が可能となります。
オンライン模擬試験で無料学習が可能
「+DX」認定を取得するには試験の受験が必要ですが、その前に模擬試験を受けることができます。模擬試験は無料で、出題範囲やレベルは本試験と同じため、自信を持って挑むための準備が整えられます。模擬試験の詳細は公式サイトから申込み可能です。なお、本資格試験は2021年11月から開始される予定です。
試験概要
試験では以下の5つのカテゴリから均等に出題されます:
- - 革新性、創造性:DXの理解やイノベーションに関する知識
- - 実現性、計画性:DX推進のための思考や計画
- - 生産性、付加価値:必要な技術やサービス(IoTやAI)の導入
- - 継続性、人材育成:事業の持続性や変化への対応
- - 共創、顧客視点:社内外の連携やパートナーシップの重要性
合否は80%以上の正解で決定され、デジタル・トランスフォーメーションの理解が求められます。
結論
昨今、デジタル技術の浸透は急速に進んでおり、企業にとってその導入は避けて通れません。IoT検定制度委員会の中島代表は、DXがより一般的になる社会に向けた人材育成を目指して活動してきました。その中で新たに創設された「+DX」は、デジタル化を進める企業の力となることでしょう。未来のビジネスを切り拓くために、ぜひこの認定資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。