モブキャストHDとBITPOINTがソラナ事業で業務提携を発表

モブキャストHDとBITPOINTがソラナトレジャリー事業で業務提携

2023年、SBIグループ傘下の暗号資産交換業者、ビットポイントジャパン（BITPOINT）が、株式会社モブキャストホールディングス（モブキャストHD）と新たな業務提携を発表しました。この提携は、ソラナ（Solana）を活用したトレジャリー事業において、両社がどのように連携し、法人市場における暗号資産の活用を推進するのかに焦点を当てています。

提携の概要

モブキャストHDは、ソラナのトレジャリー事業を本格的に展開するにあたり、BITPOINTの専門知識とサービスを活用し、安全で効率的な資産運用を目指します。BITPOINTは、暗号資産の取得や保管、活用支援サービスを強化しており、法人のお客さま向けにビットコインやイーサリアムだけでなく、ソラナ（SOL）についてもサービスを拡充しています。この新たな提携により、両社はトークンの保有、運用、管理に関する基盤整備を支援し合う体制を構築します。

提携に至った背景

モブキャストHDの代表取締役CEO、藪考樹氏によると、「この業務提携は、ソラナ・トレジャリー事業を進めるための重要なステップです。BITPOINTとの協力を通じて、SOLの保有体制を強化し、ソーシャルインパクトパスポート構想の実現も加速させていきます。」と述べています。

一方、BITPOINTの代表取締役社長、中田健氏も「モブキャストHD様と手を組むことができ、大変嬉しく思っています。法人に向けた支援体制を通じて、SOLの活用を全面的にサポートし、Web3市場の発展に寄与したい」と反応を寄せています。

提供する法人向けサービス

BITPOINTは、法人向けに以下のようなサービスを展開しています。

- 機動的なOTC取引
- 充実のステーキングサービス
- 期末時価評価課税の適用除外サービス
- 暗号資産の活用支援サービス（例えば、ビットコイン優遇条件など）

特に注目すべきは、法人向けのステーキングサービスです。これにより、法人は手数料無料で国内No.1の年率を誇る報酬を得ることができます。このサービスは一定の資産条件を満たす法人に提供される予定です。

今後の展望

今回の提携を踏まえ、両社は企業のトレジャリー支援をさらに強化し、暗号資産の活用を新たな財務戦略として位置付けることを目指します。また、BITPOINTは法人サービスの充実を図ることで、国内企業のWeb3への参入を後押しする意向を示しています。

この業務提携がもたらす影響に対する期待は高まり、今後の展開に注目が集まります。