株式会社柴田屋ホールディングスが新たに酒販事業を開始
株式会社柴田屋ホールディングスは、香川県丸亀市の「松田酒店」の営業権を取得し、新会社「株式会社松田酒販」を設立しました。この新たな酒販事業は2024年10月にスタート予定であり、従業員は再雇用され、これまでの営業体制を継承しています。新会社の代表取締役は、柴田屋ホールディングスの親会社である「株式会社ミシマ酒販」と同様に杉村拓海が務めます。これで地方進出は3例目となります。
新会社設立の背景
「松田酒店」は長年、地域一番店として親しまれ、地酒を強みにした営業を行ってきました。しかし、近年は後継者問題に直面しており、このままでは地域の飲食業にも影響を及ぼし、さらには地域全体の衰退を招く恐れがありました。そこで柴田屋ホールディングスが経営を引き継ぐことで、地域の料飲市場の発展に貢献しようと考えました。
新会社のこれから
「株式会社松田酒販」では、従来の親しみやすい社名を引き続き使用し、地域のお客様に寄り添った営業を続ける方針です。さらに、柴田屋ホールディングスが蓄積した知見やノウハウを活かして、地域のニーズに応じた事業運営を進め、さらなる成長を目指します。
今後の展望
今回の取り組みは、柴田屋ホールディングスにとっての第一歩と位置付けられており、今後も後継者問題に直面する酒販店や飲食関連業の企業に対して積極的な支援を行っていく考えです。地域の伝統や事業を守り、地方経済の活気を取り戻すことを目指し、引き続き事業を展開していく意向を示しています。
会社概要
この新会社の設立は、地域の酒販業界において新しい展望を開く契機となることが期待され、今後の進展が注目されています。