真庭市の新プロジェクト
2025-05-28 12:35:31

真庭市、環境保全と相互理解を支える「ネイチャーダオ真庭3100」の挑戦

真庭市の新たな挑戦、ネイチャーダオ真庭3100とは



岡山県真庭市から新しい取り組みが発表されました。それが、「ネイチャーダオ真庭3100」です。このプロジェクトは、地域の自然や文化を守り、次代に繋げることを目的としています。特に注目すべきは、このプロジェクトがデジタル技術、特にNFT(非代替性トークン)を活用している点です。5月28日には公式ウェブサイトとLINEコミュニティも開設され、ますます多くの人々にこの取り組みが広がっていくことが期待されています。

NFT販売の背景



「ネイチャーダオ真庭3100」とは、岡山県真庭市が進める新しいイニシアチブであり、その第一弾として、「フサヒゲルリカミキリ」という絶滅危惧種をモチーフにしたNFTが、6月4日「虫の日」に販売される予定です。フサヒゲルリカミキリは、北海道や本州にかつて広がっていた種ですが、現在は真庭市蒜山地域のみで確認されています。このような貴重な生物を守るために、NFTの販売益を生息状況の改善に向けて活用する計画が立てられています。

販売詳細と目的



6月4日12時から販売される「フサヒゲルリカミキリの3D NFT」は、価格は3,000円、販売数は5,000体とされる見込みです。購入方法はクレジットカードのみとなり、購入特典として、フサヒゲルリカミキリの3Dモデルデータが提供されます。このプロジェクトの資金は、虫の生息状況改善に向けた環境保全活動に用いられる予定です。

この活動では、ユウスゲという植物がフサヒゲルリカミキリの食草として重要であり、特に環境保全に向けた取り組みが強調されています。具体的には、ユウスゲの種子採取や植栽、さらに生息地環境を守るための草刈り活動などが計画されています。そして、ニホンジカによる食害を防ぐための電気柵の設置も予定されています。

日本初の取り組み



この試みは、NFTを利用した絶滅危惧種のデジタル標本の作成とそのNFT化において、日本初の事例とされているのが大きなポイントです。フサヒゲルリカミキリの実物の標本を3D化し、そのデータを元にNFTを生成することで、数多くの人々にこの種の重要性を伝えることが期待されています。

環境保全活動全体の透明性



本プロジェクトに関する詳細は、公式サイトやLINEコミュニティで随時更新される予定です。また、たとえば電気柵の設置状況や草刈り面積の変化など、具体的な進捗状況も報告されるとのことです。住民が積極的に参加できる場を設け、環境保全活動に対する意識を高めていくための工夫もなされています。

参加の呼びかけ



最後に、真庭市の「自然と文化を守る」活動に参加することで、地域の生態系を保護する手助けをすることができます。NFT購入を通じて自らの意思を示すことで、支持し合うコミュニティが形成され、より良い未来を目指せることでしょう。このプロジェクトは、地域だけでなく、全国的な動きに繋がる可能性を秘めています。興味のある方は、ぜひ公式サイトやLINEコミュニティをチェックし、最新情報に目を通してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社ICHIZEN HOLDINGS
住所
東京都千代田区
電話番号

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