エグゼクティブコーチング資格事業、日経とビジネスコーチが協業開始
近年、ビジネス環境の急速な変化により、企業経営にはますます高度な判断力と戦略的思考が求められています。その中で経営層を支える新たな役割として、コーチングの重要性が増しています。株式会社日本経済新聞社(日経)と株式会社ビジネスコーチが共同でスタートするこの新しいプロジェクトは、エグゼクティブ向けのコーチング資格事業です。
新たなコーチング基準の確立
この資格事業は、2025年11月に両社が締結した資本業務提携に基づく共同事業として実施され、特にマネジメントや役員経験者をターゲットとしています。コーチングの役割は、従来の「個人の成長支援」から「意思決定の質を高めるための思考支援」へと進化しており、このニーズに応えるべく、「経営実務を理解したエグゼクティブコーチ」という新しい基準を提示します。この基準は、経営の中核にコーチングを組み込むための指針となるもので、将来的には様々なコーチング領域への拡張も視野に入れています。
資格制度の内容
新たに創設される資格「日経・ビジネスコーチ認定プロフェッショナルエグゼクティブコーチ」を取得するためには、最新の経営リテラシーを学びつつ、ビジネスコーチから20年以上の経験を通じて築かれたエグゼクティブコーチングの専門性と実践的な知識を身につける必要があります。この資格を手にすることで、次のようなスキルを得ることが可能です。
- - 経営リテラシーを備えた対話設計力
- - 意思決定を促進するための問いの構築力
- - 経営者と対等に向き合うための倫理的視点および意識
対象者は、エグゼクティブコーチとしての独立や、副業を考える人々を含むシニアマネジメント経験者が主な受講対象となっています。
講座の詳細
この資格取得に向けた講座は以下のように開催されます。
- - 資格名称: 日経・ビジネスコーチ認定プロフェッショナルエグゼクティブコーチ
- - 講座名: 日経エグゼクティブコーチ資格取得プログラム
- - 受講料金: 100万円(税別)
- - 講座期間: 2026年6月27日(土)から9月12日(土)までの全8回
- - 定員: 約40名
- - 資格取得試験: 筆記試験が2027年1月、実技試験が同年2月に実施されます。
主要な講師陣には、ビジネスコーチ株式会社の橋場剛氏や本田賢広氏、株式会社Focus onの倉嶌洋輔氏、株式会社寺崎人財総合研究所の寺崎文勝氏が参加し、経営の革命や人的資本経営に関する知見を提供します。
将来への展望
日経とビジネスコーチは、この取り組みを通じてコーチング市場全体の質的向上を目指し、持続的な発展へとつなげていく考えです。ミドルマネジメント層への展開や経営層へのチームコーチングなど、今後も新たなコーチング領域にスムーズに移行することで、企業の人的資本経営を一段と高めていくでしょう。経営と現場をつなぎ、人材育成を支え続けることが、両社の重要な使命となります。
資格取得に関する詳細は、
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