Kyo-Coとクラファン
2021-03-22 12:00:11

心房細動治療に革新をもたらす『Kyo-Co』と株式クラウドファンディング開始の概要

心房細動治療の新たな希望『Kyo-Co』



株式会社フォーメックは、心房細動という不整脈に対する新しい治療器『Kyo-Co(キョーコ)』の開発に成功しました。このデバイスは、特に高齢者に増加傾向にある心房細動の患者に向けて、低侵襲・高根治性の技術を提供するものです。心房細動による慢性的な症状や再発のリスクを軽減し、治療の選択肢を広げることを目指しています。

革新的な治療法の特長


新たに開発された『Kyo-Co』は、赤外線を用いた凝固手術を行うもので、従来の治療法で頻繁に見られる再発率や慢性化の問題にアプローチします。特に心房細動によって引き起こされる脈拍の乱れや脳梗塞のリスクを同時に解消することを狙った技術です。この治療法は、超低侵襲内視鏡手術を用いて行われるため、患者の負担を大きく軽減することが期待されています。

クラウドファンディングでの資金調達


フォーメックは、2021年3月19日より、株式投資型クラウドファンディングプラットフォームFUNDINNOで資金調達を開始しました。目的は、Kyo-Coの他の内臓疾患への応用と国際的な販売体制の確立です。募集期間は2021年3月27日から3月29日までで、目標額は6,003万円に設定されています。1口の投資額は9万円で、1人あたり最大5口までの購入が可能です。

研究と技術の背景


フォーメックは、30年以上にわたって産学官の連携を通じて研究を重ねており、その独自技術がこの治療器の開発に活かされています。平成28年には行政の先端産業プロジェクトに選ばれ、開発がさらに加速しました。現在、日本を含む数カ国で特許を取得しており、アメリカでも取得を目指しています。このような国際的な展開は、心房細動治療のグローバルスタンダードを確立する道のりの第一歩です。

収益化と将来の展望


今後は、販売代理店契約を結び、治療装置や関連消耗品の販売・レンタルを通じて収益化を図る計画です。また、国際市場への進出も視野に入れており、フォーメックは心房細動治療の世界的リーダーを目指しています。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社フォーメック
  • - 所在地: 埼玉県さいたま市南区別所4-1-30 ランドヒル別所3F
  • - 代表者: 星野雅彦
  • - 設立: 令和2年7月
  • - 事業内容: 医療用手術機器・器具の開発・製造・販売
  • - 公式サイト: フォーメックの公式サイト

新たな治療法の登場とともに、心房細動で悩む多くの患者に希望の光が差し込むことを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社フォーメック
住所
埼玉県さいたま市南区別所4-1-30ランドビル別所3階
電話番号
048-789-7015

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