ムラカミリョウの能力と夢を映し出した写真展「JUNKFOODGIRL」

ムラカミリョウの写真展「JUNKFOODGIRL」へようこそ

新宿の北村写真機店B1Fベースメントギャラリーにて、2025年3月15日から29日まで、ムラカミリョウによる写真展「JUNKFOODGIRL」が開催されます。この展示会は、彼の3年にわたる活動の集大成であり、これまでに日本各地で披露されてきた作品に加え、新たに撮り下ろした約30点が展示される予定です。

JUNKFOODGIRL®︎とは何か？

「JUNKFOODGIRL」というタイトルから連想されるのは、「ジャンクフード」と「女性」との意外な組み合わせです。この2つは、写真展のテーマを象徴するような関係にあります。一見するとミスマッチのようですが、実は私たちの生活の中で常に存在する緊張感を示しているのです。ジャンクフードは、健康や美容を意識する際には避けるべきものですが、私たちにはその誘惑が逃れられません。これは夢追いかける姿勢にも通じるものがあるとムラカミは言います。

「食べたいなら思い切り楽しもう」「夢を追いかける勇気を持とう」などのシンプルなメッセージが、この展示からは発信されます。彼は女性たちがジャンクフードを満喫する姿を切り取った作品を通じて、幸福を感じながら生きることの重要性を伝えています。

あなたの夢は何ですか？

多くの人が子どもの頃に持っていた将来の夢を振り返ると、映画監督やプロサッカー選手など、様々な希望に満ちたビジョンがあったことでしょう。しかし成長するにつれ、現実を見据えなければならない時がやってきます。「夢を追うなんて無駄だ」「もっと安定を求めなさい」と周囲から言われることで、いつしか本来望んでいた道から外れてしまうことも多いものです。

そんな経験を抱えるムラカミは、サラリーマンとしての日常とフォトグラファーとしての自己をどうやって両立させていくかを模索してきました。何度も自問自答しながら、「サラリーマンをしながらもフォトグラファーとしての夢を追い続ける」と決意しました。この思いは彼の作品「JUNKFOODGIRL」へと反映されています。

作品を通じてのメッセージ

「JUNKFOODGIRL」は、ムラカミ自身の生き方が色濃く映し出された作品群です。好きなものややりたいことを押し殺すことなく、むしろ楽しむことが大切であると彼は訴えかけます。そして、この写真展は彼一人の手によって実現したものではありません。多くの人々からのクラウドファンディングによる支援を受けて成り立っています。