錦鯉と豊島九段が子どもたちとお祝いした特別な一日
2026年6月1日、日本将棋連盟の将棋会館にて、「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会 第15回大会開催記念イベント」が開催されました。このイベントは、小中学生を対象に将棋を楽しむ機会を提供するもので、今年で15回目を迎えました。この特別な日には、お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀さんと渡辺隆さん、そしてプロ棋士の豊島将之九段が登壇し、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしました。
錦鯉の特別な登場
イベントの開始時には、錦鯉のお二人が将棋の駒を模したユニークな衣装で登場しました。「王将」と「歩兵」というテーマのヘッドギアを身に着けた長谷川さんは、ユーモアを交えて「なんで僕が王じゃないんですか!」と冗談を飛ばし、会場を笑わせました。これに対し渡辺さんが「どう見ても顔が歩だもんね」と返すと、会場は一層盛り上がりました。
その後、豊島九段が壇上に現れると、会場は拍手と歓声に包まれました。彼は昨年末の銀河戦で藤井聡太竜王を破り2度目の優勝を果たしたという実績を持っています。長谷川さんは「隠しきれないオーラがありますね」と感嘆し、渡辺さんも「将棋界の天才ですね!」と彼を称賛しました。豊島九段の登場が、イベントの雰囲気を一層高めたことは言うまでもありません。
15年前の初心を語る
イベントでは、「15年前」にまつわる振り返りコーナーも設けられました。錦鯉の長谷川さんと渡辺さんは、結成当時の思い出を語り、その頃は何も持っていなかった苦労を振り返りました。特に長谷川さんは「衣装が買えず、家にある派手な洋服を使っていたんです」と語り、当時の厳しい状況が伺えました。
豊島九段も、21歳頃の写真を披露し、「この頃はタイトルを取ることが目標でした」と当時の夢を語りました。また、第1回大会の優勝者である獺ヶ口笑保人四段の写真も紹介され、大会の歴史を共有しました。このイベントは、将棋界の未来を担う若者たちにとっての素晴らしい出発点となることが期待されます。
将棋ケーキで祝福
締めくくりとして、錦鯉の結成15周年および大会の15周年を祝い、豊島九段から特製の「将棋ケーキ」が贈呈されました。このケーキには「錦鯉」の文字と将棋の駒が飾られ、長谷川さんはその美しさに感激。「うれしい!すごい!」と目を輝かせて喜びを表現しました。さらに、豊島九段も子どもたちに向けて「将棋を楽しんで、一緒に将棋を指せる仲間を見つけてほしい」と優しいエールを送りました。
子どもたちとの交流
イベントでは、子どもたちからの質問コーナーも設けられ、豊島九段や錦鯉のお二人との交流が行われました。将棋以外の好きなことや仕事に関する話、緊張のコントロール方法など、多様な質問に答え、場は大いに盛り上がりました。お酒好きの渡辺さんや宇宙人に興味を持つ長谷川さんのキャラクターも垣間見え、終始温かい雰囲気が漂うイベントとなりました。
「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」は、将棋の楽しさを広めるために毎年開催されており、子どもたちにとって大切な体験となっています。今年は特に北陸大会が行われる予定で、さらなる発展が期待されています。将棋を通じて、多くの子どもたちが新たな世界を味わうきっかけになることでしょう。