株式会社ミスミのmeviy、塗装色の新色追加
株式会社ミスミグループ本社が提供するAIプラットフォーム「meviy(メビー)」は、2025年8月4日より、板金加工および溶接加工において新たに2色の塗装色を追加することを発表しました。新たに加わる色は「深緑」と「濃黄緑」です。これにより、meviyが提供する溶剤塗装のラインナップは従来の5色から7色に拡大し、全体での塗装色の数は22色に達します。
新色追加の背景
meviyはこれまで主に粉体塗装を中心にサービスを展開していましたが、顧客からの「より鮮やかな色味を求める」との要望に応えて、2024年1月29日から溶剤塗装を開始しました。特に自動車業界などでは、調色の鮮やかさに対する需要が高まり、goldを強化する必要性が高まっていました。サンプリング調査により、顧客は緑系の塗装色を増やしてほしいとの意見が多く寄せられました。これを受け、品質基準の見直しと生産体制の整備を行い、新たに「深緑」と「濃黄緑」を追加しました。これにより、視認性が高く、目に優しい緑色が特に目立つ場所で多く使用されることが期待されています。
塗装色の特性
新たに導入されるこの2色は、「深緑」が持つ落ち着いた印象と、「濃黄緑」が持つ明るさで、視認性が高く、機械の外装やブラケット、イケールといった重要部分での使用が期待されています。これにより、利用者はより多様なシーンでメビィの製品を活用できるようになるでしょう。
meviyの特徴
meviyは機械部品を3Dデータとしてアップロードするだけで、AIが瞬時に見積もりを出します。この独自のデジタル製造システムは、最短で1日の出荷を実現し、部品調達にかかる時間を9割以上削減することができるため、多くの企業から支持されています。また、meviyは、国内では4年連続でシェアNo.1を獲得しており、第9回ものづくり日本大賞で「内閣総理大臣賞」を受賞するなど、業界内での評価も高まっています。
未来に向けた取り組み
株式会社ミスミは今後も、サービスの品質向上を図りながら、IA(インダストリアル・オートメーション)産業における顧客に対してグローバルで“時間価値”を提供し続けて参ります。上記の塗装色の追加は、meviyが今後も顧客の多様なニーズに応え続けるための一環であり、期待が高まっています。
詳しい情報は
meviyの公式サイトで確認できます。外装部品や機械部品の調達における非効率を解消するための一助となる情報が満載です。