株式会社ピエトロは、2024年9月より本店「ピエトロ本店 セントラーレ」にて、環境に配慮した新たなユニフォームを導入すると発表しました。今回のユニフォームに採用されたのは『Onibegie®(オニベジ)』という素材です。この素材は、廃棄されるたまねぎの皮から抽出された成分を基に、さまざまな天然成分を融合させて染色されています。具体的には、オリーブの葉や米のもみ殻、さらに竹炭などが使用されており、自然な色合いが特徴です。
『Onibegie®』は、特に合成繊維への染色が難しいという課題を解決しており、独自の技術によって天然色素が定着しやすく、色落ちのしにくい性質を持っています。これにより、化学染料だけでは表現できない豊かな色合いが表現可能になっています。また、たまねぎの皮という廃棄物の有効利用により、環境保護にも寄与するこの素材は、まさに持続可能なビジネスの一例と言えるでしょう。
ピエトロの看板商品である「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」にも使われるたまねぎ。このドレッシングは、1980年の創業以来、国産たまねぎ100%を使用しており、季節ごとに産地や品種を選定しています。40年以上にわたりたまねぎと向き合ってきたピエトロだからこそ、たまねぎを素材とする『Onibegie®』に共鳴したのです。この新しい取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に貢献する一環であり、環境を意識した企業活動が求められる現代にふさわしいものです。
ピエトロ本店で着用される新ユニフォームは、天然素材である『たまねぎの皮』と『竹炭』を配合した染料が使用され、洗練されたライトグレーのトップスとして仕上げられています。このユニフォームは、カジュアルでありながら、お店の雰囲気にマッチしたデザインが求められ、心地よい着心地も実現されています。実際に店舗での勤務により、スタッフがどのようにこのユニフォームを着用し、またお客様にどのようにアピールしていくのかも非常に楽しみです。
「ピエトロ本店 セントラーレ」は、福岡市中央区に位置し、店内は72席を用意しており、全席禁煙です。営業時間は、通常が11:00から21:00、日祝は11:00から17:00となっており、忙しいビジネスマンや家族連れでも利用しやすい環境が整っています。
ピエトロでは、2020年から「しあわせ、つながる」というテーマのもとに、未来へのビジョン『PIETRO VISION』を掲げています。その中で「地球の健康に貢献する」という目標に基づいて、さまざまな環境保護の取り組みを行っています。今後も小さな努力を積み重ねて持続可能な未来を実現するために、ピエトロの歩みは続いていきます。
そのようなピエトロの背景を知ることで、今後も楽しみな食体験が広がることでしょう。私たちの食卓に自然の恵みをもたらすために、そして持続可能なビジネスを育むために、ぜひピエトロの取り組みに注目してみてください。