日本体育大学で開催されたVR公開講座が地域に新たな教育体験を提供

業界初！医療に特化したVR講座

2025年4月の二つの日曜日、日本体育大学の世田谷キャンパスおよび健志台キャンパスで開催されたのは、株式会社ジョリーグッドが提供する全く新しい教育体験でした。
この体験型公開講座は「命にかかわる急な病気の緊急度について知ろう～VRで体験する『救急車、必要なのはどんなとき？』～」というテーマで、急性疾患の際に救急車を呼ぶべきかどうかという判断をVR技術を使って学ぶものでした。
特に脳卒中や心筋梗塞など緊急性の高い疾患の対応についての判断力を鍛えるために設計されており、地域の一般市民が多く参加し、事前予約は満席になるほどの盛況ぶりを見せました。

VR体験の魅力

受講者はVRゴーグルを装着し、リアルな状況を体験しながら緊急度を判断します。この革新的なアプローチにより、難解な医療判断を即座に理解できる力を養うことができ、参加者からは「実際の状況に合わせた訓練はとても役立った」という声が上がりました。

講義に参加した保健医療学部の齋藤祐治特定教授や中澤真弓教授、藤本賢司特定教授、櫻澤玲修士は、それぞれの専門知識をもとに、アプリケーションの効果を解説しました。特に、大学が提供するこの取り組みが、教育機関だけでなく地域においてもどのように役立つかを強調しました。

地域への新しい啓発活動

今回の講座は、単なる教育の場だけでなく、地域社会の人々に対する啓発活動としても重要です。「救急車の適時・適切な利用」について理解を深める貴重な機会となり、参加者は自らの家族や友人を守るための知識を得ることができました。

これからも、株式会社ジョリーグッドはVRを活用した体験型教育コンテンツを提供し続け、社会課題の解決に寄与していくことを目指します。医療や福祉分野だけでなく、製造業や建築、物流などの業種においても活用できる技術を開発し、多様なニーズに応じたソリューションを展開する意向です。

会社概要：株式会社ジョリーグッド

株式会社ジョリーグッドは、東京都中央区に本社を構えるクリエイティブテクノロジーカンパニーで、主に医療と福祉向けのVRおよびAIソリューションを提供しています。今後数年のうちに、医療分野に留まらず、さまざまな産業での人手不足やスキル不足の解決に向けた事業を拡大していく計画です。興味のある企業や業界の関係者は、ぜひいつでも問い合わせてほしいとのこと。

詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。