新たな企業研修サービス、『さがみはら森林体験型アウトドア研修』の提供が開始
企業のエンゲージメントを高め、サステナビリティを深めるための新たな取り組みとして、株式会社プノントイが富士急グループとともに「さがみはら森林体験型アウトドア研修」の提供を開始しました。このサービスは、相模湖に位置する「さがみ湖MORI MORI」の広大な森林を利用した、実践型の企業向け研修です。
研修の背景
近年、多くの企業がエンゲージメントの低下や離職率の上昇、世代間のコミュニケーション不足といった課題に直面しています。また、環境貢献や持続可能な経営への関心が高まる中、社内でのサステナビリティの浸透に苦労している企業も少なくありません。こうしたニーズに応えるべく、プノントイは相模原市の豊かな森林を活用し、自然体験を通じた企業研修サービスを開発。今年度実施したモニター研修では、参加者の78%が自然と業務の関係性に気づき、その理解が深まったと回答しています。
サービスの特徴
「さがみはら森林体験型アウトドア研修」では、さがみ湖MORI MORIの広大な自然を活かしたプログラムが用意されています。研修は「自然体験 × 講義 × ワークショップ」の3つの要素が組み合わさっており、参加者は楽しみながらもサステナビリティを実践的に学べる内容となっています。
プログラムの内容
具体的なテーマやプログラムの例としては、次のような内容があります。
1.
チームビルディング・課題解決力向上: 森林整備や木工活動を通じて協力関係を築きます。
2.
サステナビリティの自分ごと化: 専門家による講義や五感を使った自然体験を経て、自社のアクションプランを策定します。
3.
リフレッシュとエンゲージメント向上: 焚き火を囲んで対話を交わしたり、地域の食材を使ったBBQを楽しむことで相互理解を深めます。
これらのプログラムは、相模原市内の林業事業者や森林ファシリテーターと連携して設計されます。事前・事後にはアンケートを行い、研修の効果を検証することも特色です。
研修体験会の開催
今回のサービス開始に先立ち、企業担当者向けのセミナーと研修体験会が開催されます。新入社員研修を検討している担当者や、サステナビリティ人材を育成したい人事担当者に最適な内容です。具体的には、以下のイベントが予定されています。
- - さがみはら森林体験型アウトドア研修紹介セミナー: 2025年9月17日(水) 13:30~14:30、オンラインにて開催(参加費無料)。
- - 体験会: 2025年10月17日(金) 10:00~15:30、さがみ湖MORI MORIで実施。具体的な研修プログラムの紹介や森林浴体験などが予定されています(参加費:6,600円(税込))。
企業の参画で広がるサステナビリティ
この研修サービスのもたらす意義は、企業の人材育成を通じてのサステナビリティ推進だけでなく、相模原市の森林の保全、さらには地域の活性化にも寄与するという点です。プノントイの代表、吉成絵里香氏は、「森林は企業の持続可能な経営において極めて重要であり、次世代にその価値を繋げていくことが私たちの使命です」と語っています。
この取り組みを通じて、企業の取組が深まり、自然や地域社会の豊かさが一層増していくことが期待されます。社員が自然と触れ合うことで、仕事への意欲や、サステナビリティに対する姿勢が一新されることでしょう。