NTT東日本、映文連アワード2024で優秀賞を受賞
NTT東日本が「映文連アワード2024」において、コーポレート・コミュニケーション部門の優秀賞を受賞しました。このアワードは2007年に設立された(公社)映像文化製作者連盟が主催しており、日本で唯一の産業・文化短編映像祭として位置づけられています。受賞作は、専門家の厳選な審査を経て選ばれ、それぞれの部門で優れた業績が評価されます。
今年度は、コーポレート・コミュニケーション部門を含む3つの部門から105作品がエントリーし、受賞作が決定されました。表彰式は2024年11月27日(水)に国立新美術館で行われる予定です。この授賞によって、映像制作の重要性とその影響力が改めて認識されることになります。
受賞作の内容
NTT東日本が受賞した映像作品のタイトルは「あなたの街の空へ、未来を。」で、NTTグループの「NTT e-Drone Technology」が制作した企業広報映像です。この映像では、少子高齢化や地域の農業人口の減少といった日本の課題に対して、ドローン技術を活用したソリューション事例を紹介しています。映像では、地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業としての彼らの使命感と日々の努力が描かれています。
特に、映像はNTT東日本広報室の社員が自ら企画、ディレクションを行い製作したことが強調されており、企業内のクリエイティビティを示す一例となっています。先進的なドローン技術の社会実装を目指し、地域課題への対応が強調されており、視聴者に対して深いメッセージを届けています。
本作品は、代表的な国産農業用ドローンである「AC101 connect」を使用した実証実験や、地域との連携によって、地域課題解決に貢献するための取り組みが多数描かれています。これにより、映像は視聴者に対して地域貢献の重要性や、最先端技術の活用についての理解を深める内容となっています。
NTT e-Drone Technologyについて
NTT e-Drone Technologyは、2020年12月に設立されたNTTグループのドローン専門会社です。彼らは産業、官庁、学術機関、そして地域のパートナーと連携しながら、農業用ドローンの開発から運用まで幅広い事業を展開しています。特に、NTTグループの先端技術を駆使することで、地域社会が抱えるさまざまな課題の解決を目指しています。
このように、NTT東日本の映像作品は、単なる企業プロモーションに留まらず、社会に対する強いメッセージを発信していることが評価され、映文連アワード2024にて栄冠を手に入りました。今後もNTTグループの技術革新に期待が高まります。