フリーコンサル活動に関する調査結果、生活の満足度が向上

フリーコンサルの新たな挑戦とその成果

最近、フリーランスのコンサルタント向けにサービスを提供するGroovementが実施した「第2回フリーコンサル活動に関するアンケート」が話題となっています。渋谷区に本社を構える同社は、登録者104名に対して生活の満足度や働き方について調査を行い、結果が明らかになりました。調査からは、フリーコンサルタントとしての働き方が彼らの生活に与えた影響を垣間見ることができます。

調査の背景と目的

この調査は、Groovementが運営するマッチングサービス「Strategy Consultant Bank」と「IT Consultant Bank」に登録しているフリーコンサルタントを対象に実施されました。主な目的は、フリーコンサルタントとしての生活の質がどのように変化したかを把握することです。特に、独立した理由や生活の満足度、時間の融通度、収入の変化などを中心に質問が行われました。

生活の満足度が上がった理由

調査の結果、実に91.3%の参加者が生活の満足度が向上したと回答しました。このデータは前回の調査結果よりも2.5%の増加を示しています。多くのフリーコンサルタントは、仕事のストレスから解放され、自分の裁量で時間を管理できるようになったことを挙げています。さらに、専門性を活かした仕事に専念できるようになり、プライベートとのバランスも改善されたとの意見が多数寄せられました。

フリーコンサルがもたらす時間の融通と収入の増加

また、85.6%の参加者がフリーコンサルになってから時間に融通が利くようになったと報告しました。これらのフリーコンサルタントは、自身の業務量を調整できることやリモート案件の増加がその理由としています。一方、フリーコンサルとして活躍している中で、収入が増加したと答えた人も多く、78.5%がそう実感しています。特に53.8%が年間300万円以上増加したと回答し、フリーコンサルとしての魅力を示しています。

様々な案件に挑戦するフリーコンサル

さらに興味深いのは、現在取り組んでいる案件の種類です。総じて38.9%が戦略系の案件に従事しており、続いて業務系が37.7%、IT系が23.5%となっています。また、発注元クライアントの多くがコンサルティングファームからの依頼であることもわかりました。これにより、フリーコンサルタントとしての市場が拡大し、多様な業界で活躍する可能性が増していることが示唆されます。