位置プラス®の取引範囲拡大が建設業界に革命をもたらす
朝日興産株式会社(社長:宮本靖雄)は、建設現場における施工管理者や技能労働者の効率化を実現するために、「位置プラス®」シリーズの取扱い範囲を大幅に拡大することを発表しました。この新たな展開は、業務時間の短縮と生産性の向上を目指すもので、今後の建設業界におけるデジタル化の進展に寄与することが期待されています。
取引範囲の拡大と提携
朝日興産は、2020年3月からアクティオをはじめとする3社のレンタル会社との提携により、全国の建設現場への「位置プラス®」シリーズの販売を開始しました。そして2023年6月には、更に大手建機レンタル会社2社が新たに加わり、現在では合計9社と提携をしています。この度、アクティオとの契約を更新し、アクティオグループの中核企業であるエスアールエス(社長:中島順一)を含む全体への販路拡大が決定しました。これにより、「位置プラス®」シリーズのアプリが、アクティオグループ各社を通じて広く活用されることになります。
この新しい契約は、建設現場における仮設資機材の管理アプリにおいて、「高車管理」や「レンタル品管理」を含む「位置プラス®」シリーズを提供し、業務のデジタル化を進める大きな一歩と言えるでしょう。
位置プラス®シリーズの魅力
「位置プラス®」シリーズは、建設現場での管理業務において位置情報を活用することで生産性を向上させるためのツールです。現在は「高車管理」「レンタル品管理」「進捗管理」「位置プラス探」といった4つのアプリが展開されています。中でも、「高車管理」や「レンタル品管理」は、現場内での資機材のデジタル管理を実現し、コスト削減を促進する機能が組み込まれています。
これまでに、大手ゼネコンを含む40社、約1,000の現場でこのシリーズが導入されており、ますますの普及が進んでいます。具体的には、現場で使用する全ての高所作業車をアプリで管理する「高車管理」や、レンタル品をデジタル化し在庫を見える化する「レンタル品管理」が特に注目されています。
業務アプリの詳細
1. 位置プラス®「高車管理」
このアプリは、現場での高所作業車の予約管理や配置探索を簡単に行える機能を持っています。使用する協力会社と紐づけることで、使用料や修理費の明確化が可能になり、業務の煩雑さを軽減します。さらに、オプションの「高車キーレスシステム」を利用することで、鍵の受け渡しが不要になり、トラブルを未然に防ぐような配慮もされています。
2. 位置プラス®「レンタル品管理」
このアプリでは、台車や仮設照明などのレンタル品がデジタルで管理されます。在庫状況や貸出数を見える化することで、余剰発注や失われたアイテムを減少させ、コストの適正化が図れます。二次元コードを使った手軽な登録や、複数の位置登録方法への対応など、現場のさまざまなニーズに応える設計となっています。
未来への展望
今後も朝日興産では「位置プラス®」シリーズの機能追加や新規アプリの開発を継続し、業界全体との連携を深めることで、建設現場の業務効率化を実現する取り組みを進めていく方針です。これにより、建設業界におけるデジタル化が進み、さらなる生産性向上が期待されます。
詳しい情報は「位置プラスサービスサイト」をご覧ください。
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