ミトポンと日本企業連携
2021-08-24 10:00:08
アジア最大の製糖企業ミトポングループ、バイオベース製品開発に日本企業を募集
アジア最大の製糖企業、ミトポン・グループが日本企業との連携を促進
新型コロナウイルスの影響からの回復と持続可能なビジネスへの移行が進む中、タイに拠点を持つミトポン・グループが注目されています。同社は60年以上の歴史を誇るアジア最大の製糖企業で、サトウキビの生産や製糖事業において世界第6位の市場規模を持つリーダーです。その背景には、BCG(バイオ・循環型・グリーン)経済モデルの推進があるといいます。
バイオ技術を活用した新しいビジネスモデル
ミトポン・グループは、バイオテクノロジーを駆使して、環境負荷の少ない製品を開発することに力を入れています。同社は、サトウキビの製造過程で発生するバガスや廃糖蜜を利用し、バイオマス発電やバイオエタノール、さらにはバイオ肥料への転換を進めています。このような取り組みは、脱炭素社会形成に貢献し、新たな可能性を模索するものです。
セミナーでの提案募集
2021年9月2日に開催されるセミナー「Open Innovation Talk EP.004」では、日本企業との事業提携の機会が提供されます。オンラインでの開催となり、参加は無料で、バイオ基盤の技術やマーケティングを行う企業にとって、貴重なチャンスとなるでしょう。また、ミトポン・グループが求めるニーズとして、食品添加物やエキスを製造するための技術パートナーや自社製品のグローバルマーケティングに関わる企業が挙げられています。
様々なニーズが存在
日本企業に対して求められる技術や製品は多岐にわたります。具体的には、健康食品や栄養補助食品、バイオプラスチック製品など、多様な領域でのビジネス連携が期待されています。さらに、ミトポン・グループはキャッサバ由来の原料や家畜向けの抗生物質代替品に関連する技術パートナーも募集しており、日本企業にとっては新たなビジネス機会を示唆しています。
スピーカー紹介
セミナーでは、ミトポン・グループの新規事業開発部門のCOO、プラヴィット・プラキットスリ氏が登壇します。彼はエネルギー業界での広範な経験を有し、特にバイオ燃料に特化した政策の推進に貢献してきた実績があります。セミナーの司会進行は、タイでのビジネスに精通したガンタトーン・ワンナワス氏が行います。
日本企業への期待
完成度の高い製品開発を目指す中で、ミトポン・グループは日本企業とのシナジーを強く求めています。日本の技術力やマーケティング力と、タイの資源や生産技術を組み合わせることで、持続可能な未来を築くことが可能です。この機会に、自社のビジネスモデルを見直し、新しい市場を切り開くチャンスを探ることが求められます。
最後に
アジア最大の製糖企業といえるミトポン・グループの取り組みは、ただのビジネスモデルにとどまらず、環境への配慮や持続可能性を兼ね備えた新たな産業の礎となるでしょう。興味のある企業は、ぜひセミナーの参加を通じて、彼らとの連携を検討してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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MEDIATOR CO., LTD.
- 住所
- 141 Soi Thonglor 10, Sukhumvit Road, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110 ThailandMajor Tower Thonglor Fl.10
- 電話番号
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