日本ペイントグループが運営する女子卓球チーム「日本ペイントマレッツ」は、このたび橋本帆乃香選手と伊藤詩菜選手との契約が2025年3月31日をもって満了することを発表しました。この告知により、ファンの間に驚きと感謝の声が広がっています。
橋本帆乃香選手の足跡
橋本選手は1998年に愛知県で生まれ、四天王寺高等学校で卓球の腕を磨きました。彼女は九州アスティーダを経て、2022年の4月から日本ペイントマレッツで活躍をし始めました。その間、彼女は数々の栄光を手にし、2017年には世界ランキングで最高13位を記録しました。
主な戦績には、2023年のノジマTリーグでのベストオーダー賞や全日本卓球選手権でのシングルスベスト8、ダブルス3位などがあります。2024年には再び全日本卓球選手権でシングルスベスト16、ダブルス2位を獲得し、ノジマTリーグではMVP賞も受賞しました。
橋本選手は、契約満了に際して「約三シーズン、日本ペイントマレッツとして戦えたことに誇りを持っています」とコメント。彼女はファンへの感謝を伝えながら、これからも応援してほしいと伝えています。その気持ちからは、彼女の卓球に対する情熱とチームに対する愛情が感じられます。
伊藤詩菜選手の成長
伊藤選手は2007年に愛知県で生まれ、こちらも四天王寺高等学校出身。2023年から日本ペイントマレッツでプレーを始めた若手選手です。彼女はすぐに才能を発揮し、2023年大阪国際招待卓球選手権大会で準優勝を果たし、近畿卓球選手権大会でシングルスベスト8という成績を残しました。
2024年には全日本卓球選手権ジュニアの部でベスト16となり、大阪国際招待卓球選手権大会ダブルスで優勝、全国高等学校選手権大会女子ダブルスでも優勝を収めるなど、着実に力を伸ばしています。2025年には全日本選手権ダブルスで3位に入るなど、その活躍は目を見張るものがあります。
「ファンの皆さんの応援のおかげで、レギュラーシーズン優勝を果たせた」と語る伊藤選手。彼女の言葉には、ファンやチームメートへの感謝の気持ちが溢れています。
これからの挑戦
両選手の契約満了は、日本ペイントマレッツにとって一大イベントとなりました。橋本選手はチームを去りますが、彼女が築いてきた功績は決して消えることはありません。また、伊藤選手の今後の活躍が期待される中、チーム全体で新たな一歩を踏み出す時がやってきました。
ファンは、これからの日本ペイントマレッツの進化と新たな挑戦に注目し続けるでしょう。両選手の今後にさらなる成功があることに期待し、引き続き温かい応援を送りたいものです。