就職内定率や進路確定率の微減
株式会社インディードリクルートパートナーズのリサーチセンターが実施した「就職プロセス調査」によれば、2026年卒業予定の大学生の就職内定率は93.9%、進路確定率は88.2%と、前年よりそれぞれ微減しました。これらのデータは、10月1日時点のものであり、内定を得た学生は多くなっていますが、依然として就職活動を続けている学生も存在しています。
就職活動と内定式の意義
多くの企業では、10月1日前後に内定式を開催しています。参加した学生からは、「内定式に参加し、働く実感が湧いてきた」や、「社会人になる覚悟が固まった」という感想が寄せられました。内定式の開催形態においても、従業員数5,000人以上の企業では、対面形式での実施率が前年の81.5%から92.4%に増加しており、より多くの学生が内定者同士や先輩社員との直接的な交流を持つ機会を得ることができています。これにより、企業への帰属意識が高まり、内定辞退の防止が期待されているようです。
就職活動の継続と不安
しかし、まだ進路が未確定の学生からは、「今のままで問題ないのか不安だ」といった声が寄せられています。また、「自分に合った職業が分からず、面接やエントリーシート作成に対するプレッシャーが大きい」との意見もあります。就職活動が続いている企業も多いため、まだ内定を得ていない学生には、キャリアセンターや家族、友人などに相談しながら、じっくりと自分のペースで活動を進め、自分らしい進路を見つけることが重要です。
調査概要
この調査は、インターネットを通じて行われ、2026年卒業予定の大学生及び大学院生を対象に実施されました。モニター登録者は5,354人、うち大学生が4,312人、大学院生が1,042人です。今回の調査では、大学生721人、大学院生257人から有効な回答を得ており、調査期間は2025年10月1日から6日までの間です。
詳細な調査結果は、以下のリンクからPDFをご覧いただけます。
調査結果PDF
会社情報
株式会社インディードリクルートパートナーズは東京の千代田区に本社を置き、代表取締役社長の淺野健が経営しています。会社の詳細については、
こちらのリンクをご覧ください。
お問い合わせ
詳細やビジネスに関するお問い合わせは、
こちらからどうぞ。