法人イベントの会場探しを簡素化する新サービスのご紹介

株式会社スペースマーケットが提供を開始した新しい法人向けのサービス「まとめて見積もり」が、イベント会場探しの手間を大幅に軽減します。社内研修、全社総会、懇親会など、様々な目的で利用されるビジネスイベントの会場を、希望の条件を入力するだけで迅速に見積もりが得られるというものです。

近年、オフラインでのビジネスイベントの重要性が再認識され、多くの企業がリアルな場でのイベント開催を求めています。株式会社JTBの調査によれば、2024年度のビジネスイベント開催頻度が前年よりも5%増加するという結果も出ています。しかし、イベント会場の探し方には多くの課題が存在しており、スペースマーケットが実施した調査によると、約8割の利用者が「ビジネス用途の会場探しで苦労したことがある」という回答を得ています。

その主な理由として、「見積もりと会場比較が煩雑で面倒だった」と「会場を探すための時間がない」という点が挙げられています。このような悩みを解決するために、スペースマーケットは全国2,629件の会場から一括で見積もりが取得できるサービスを開発しました。

新サービスの概要

この「まとめて見積もり」サービスは、イベントの内容をフォームに入力するだけで利用可能です。最低限の情報を提供するだけで、最早で当日から3日以内に、複数の会場からの提案を受けることができます。対応するイベントは20名から1,000名規模まで幅広く、様々なイベントに対応しています。特に、全社総会やオフサイトミーティング、社内研修、懇親会、さらには撮影用のスペースまで、多様な目的に対応している点が非常に特徴的です。

また、幅広いラインナップの中から会場を選ぶことができ、貸し会議室のみならず、結婚式場やホテルなども選択肢となります。このような多彩なオプションによって、思いがけない会場との出会いが期待できることでしょう。

さらに、プラン提案の自由度も高く、例えば「研修後に懇親会を開催したい」「控え室も必要」といった要望にも柔軟に応じてもらえます。サポートも充実しており、急な案件にも対応しやすい体制が整っています。

調査概要とサービスの意義

このサービスの背景には、調査結果があります。この調査では、スペースマーケットを利用したことのあるゲスト651名を対象に、ビジネスでの会場探しに関する実態を把握しました。多くの人が「会場探しにおいての営業電話や比較が億劫だ」と感じており、そんな利用者の声に応える形で本サービスが開発されたのです。営業の電話がかかることもなく、比較も楽に行えるこのサービスは、ビジネスイベントをスムーズに進めるための強力なツールとなるでしょう。

スペースマーケットの企業理念

株式会社スペースマーケットは「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」という強いビジョンを掲げ、この領域で新しい風を吹き込んでいます。2019年には東証マザーズ（現グロース市場）に上場し、全国40,000件以上のスペースを掲載しているマーケットプレイスを運営しています。同社が提供するクラウド型公共施設予約管理システム「Spacepad」により、煩雑な施設管理業務が簡易化され、企業のさまざまなニーズに応え続けています。

この新しい一括見積もりサービスによって、多くの法人がスムーズに会場探しを行い、目的にあったイベントを実現できることを期待しています。デジタル化が進む今、イベント開催においても効率化を追求することは重要です。今後の動向にも要注目です。