新たなビジネスモデルの展開がクリエイティブ業界を変える「eYeka」

株式会社アサツー ディ・ケイ(ADK)は、クリエイティブな協業を促進する新しいビジネスモデルを導入しました。2011年12月、フランスのeYeka社と提携し、共創プラットフォームを日本で初めて展開します。eYeka社は2006年に始まり、企業とプロ・アマのクリエイターを結びつける仕組みを提供しており、これにより、企業の課題をより多角的に解決することができるのです。

ADKは、eYekaとのパートナーシップを通じて、企業が抱えるブランディングや商品開発の課題を、自国を超えたクリエイティブな視点からアプローチします。この取り組みの一環として、表題の「Stand for Japan」というモデル事例が挙げられます。このプロジェクトでは、日本の魅力を世界に発信し、海外の視点から新たなアイデアを集めることを目的としています。

このプロジェクトは、2012年2月に世界94カ国から約20万人のクリエイターを対象にして行われ、321の優秀作品が集まりました。これらの作品は、3月26日から28日の間、ADK松竹スクエアのギャラリーで展示される予定です。

eYekaを活用することの利点は、世界中の消費者の声をリアルタイムで反映できることです。企業は、ソーシャルメディアを通じて消費者と直接つながることで、消費者のニーズを素早く把握できます。これにより、従来の市場調査で必要だった時間を大幅に削減でき、競争の激しい市場での迅速な意思決定が可能になります。

eYekaでは、クリエイティブ・コンシューマーと言われる一般消費者と共に、課題解決に力を注ぎます。このプラットフォームは、質の高いアイデアを生むための創造的な場所を提供し、企業は出たアイデアの中から最も適したものを選択できます。得られたアイデアは、広告だけでなく、商品開発や新たなサービスの提案へとつながります。

さらに、eYekaのオリジナルメソッドを利用することで、企業はアイデアの募集方法やその結果分析に関して多様なアドバイスを受けることが可能です。これにより、企業は自社にとって最も効果的な戦略や新しい創造を促進できるでしょう。

ADKがeYeka社との連携により強化する共創の環境は、今後のマーケティング戦略において新たなビジネス展開を創出し、国内外での競争優位性を確保する手助けとなります。この新しい形のマーケティングが、企業と消費者との橋渡しをし、より革新的なアイデアを生むことにつながることが期待されています。

「Stand for Japan」の展示が実際に行われることで、多くの人々が日本の魅力を再発見し、国際的な視野で見ることができる貴重な機会となります。展示された作品を通じて、クリエイティブとビジネスが交差する瞬間をぜひお楽しみください。
このような取り組みは、これからのビジネスにおいてますます重要性を増すことでしょう。eYekaの持つ新たなアイデアの源泉が、企業のビジョンを革新し、更なる成長を促すことを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社ADKホールディングス
住所
東京都港区虎ノ門1-23-1
電話番号
03-6830-3855

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