軽井沢の老舗「万平ホテル」が生まれ変わる!伝統のフレンチに新風を吹き込む!
130年の歴史を持つ軽井沢の老舗ホテル「万平ホテル」が、2024年8月16日にメインダイニングルームをリニューアルオープンします。
今回のリニューアルでは、フランスの星付きレストランなどで腕を磨いてきた大橋進氏が新料理長に就任。これまで愛されてきた伝統のクラシカルフレンチを継承しつつ、現代の食のトレンドである「地産地消」と「アロマ」を取り入れた、より軽やかで素材本来の味が引き立つ新メニューを展開します。
特に注目したいのが、新料理長がこだわって作ったシグネチャーコース「けやき」です。信州サーモンの冷前菜は、伝統的なベアルネーズソースにブルーベリーやハーブの香りがアクセント。香ばしい鱗の甘鯛に白ワインソースを合わせた魚料理や、華やかな香りのピノノワールで作った赤ワインソースと安曇野山葵の2種で味わえるメインの牛フィレ肉など、信州産の食材をふんだんに使用した、まさに「軽井沢の味」を楽しめるコースとなっています。
メインダイニングルームも生まれ変わる!
メインダイニングルームは、創業以来多くのお客様をおもてなししてきたホテルの象徴的な空間です。大きなステンドグラスや格天井のモチーフはそのままに、より明るく開放的な空間へと生まれ変わりました。
ディナーでは、シグネチャーコース「けやき」の他に、地産地消にこだわったもう1種のコースやアラカルトも用意されています。
朝食は、クラシックなアメリカンスタイルのブレックファーストを楽しむことができます。ホテル伝統のオムレツやフレッシュなサラダ、ホテルメイドのトーストと共に、素敵な朝のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
新料理長 大橋進氏からのメッセージ
「万平ホテルがその長い歴史の中で継承してきたレシピは膨大で、読み解くのが困難なものもありました。しかし、先人たちがまだ技術も知識も少ない時代から、フランス料理を必死で学び、より万平ホテルらしく、より質の高いものに近づけようと努力してきたことをあらためて実感しています。そうした想いも含め、レシピを今一度深掘りし、理解を深め、より良い形で守り続ける事が出来ればと考えています。
また、近年は、食材の品種改良や物流の進化によって素材の良さをダイレクトに伝えやすくなってきました。特に軽井沢をはじめとする信州の食材は、その新鮮さや味わい、香りの深さに驚かされます。そうした素材本来の持ち味を、万平ホテルが長年培ってきた技術と共に表現できたらと考えております。新しくなった万平ホテルの味を、お楽しみいただければ幸いです。」
万平ホテルについて
「万平ホテル」は、1894年(明治27年)創業の軽井沢を代表するクラシックホテルです。2018年には、1936年(昭和11年)に建てられた「アルプス館」が国の登録有形文化財に登録されました。
今回のリニューアルでは、歴史的建造物の伝統を守りながら、現代のお客様に快適な滞在を提供できるよう、様々な工夫が凝らされています。
軽井沢を訪れた際は、ぜひ新しく生まれ変わった万平ホテルに足を運んでみてはいかがでしょうか。