冬に悪化する肩こり・腰痛、マットレスの実態調査
寒い季節になると、多くの人が肩こりや腰痛に悩まされることが増えます。気温が下がることで血行が悪くなり、筋肉がこわばりやすくなるためです。このような症状は、加齢や体質のせいだと思われがちですが、実は睡眠時の姿勢や寝具環境が大きく影響していることが明らかになっています。特に、毎晩体を支える役割を持つマットレスが不適切であると、その影響は計り知れません。
マットレスの使用実態
快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営するムーンムーン株式会社が実施した調査によれば、肩こりや腰痛に悩むユーザーの約65.6%が現在のマットレスに不満を持っているとのことです。この調査では、マットレスに関連する不満の実態、使用状況、改善に期待する条件について焦点を当てました。
調査結果の中で最も多かった不満の理由は、26.8%が「へたり・へこみが気になる」と回答しています。これは使用年数の長いマットレスで顕著に見られ、長期間同じものを使い続けているにも関わらず、適切な買い替えのタイミングを逃していることを示しています。
マットレスの種類と硬さ
調査によると、使用されているマットレスの種類は「ポケットコイル」が44.0%と最多ですが、ウレタン系も約30%を占めるなど、少しずつ多様化しています。また、マットレスの硬さについては「ふつう」と「やや硬め」が過半数を占めており、極端な硬さや柔らかさが避けられていることが分かります。
一方で、現在使用中のマットレスをもう長く使っている人も多く、3割以上が6年以上同じマットレスを使用していることが明らかになりました。この結果からも、購入したマットレスの不具合や劣化に気付きにくいまま、無意識に使い続けている実態が垣間見えます。
改善に期待する条件
調査では、肩こりや腰痛が改善されると思われるマットレスの条件として、「体圧分散性が高いもの」が19.5%で最も多く挙げられました。さらに、「反発力があり寝返りしやすいもの」や「へたりにくく耐久性が高いもの」といった要素も重視されています。これらは単なる硬さの問題ではなく、いかに体を効果的に支えるかがカギであることを示唆しています。
また、冬季は特に寝室の温度管理やマットレスの素材も体感の快適さに影響を与えます。温もりのある対応ができる商品を求める傾向も見られ、寝具選びの重要性が再認識されています。
調査結果の意義
今回の調査により、身体の不調に悩まされながらも、自らの睡眠環境について見直しがされていない多くの人々の実態が浮き彫りになりました。肩こりや腰痛を年齢のせいだと諦めるのではなく、改善のためにマットレスに適切な評価を下すことが最も重要です。特に冬場は体が冷えがちですので、自分に合ったマットレスを選ぶことで規則正しい眠りを実現し、快適な毎日を送るための第一歩を踏み出す必要があります。
快眠ランドの運営者である竹田浩一さんも、今回の調査結果を受けて、「体に合った寝具環境の見直しが健康の鍵である」と強調しています。痛みがある際には、まずは自分が使用しているマットレスの状態を確認し、必要であれば適切な対策を講じることが重要です。
今後も快眠ランドは、科学的な調査に基づいた情報を提供し、ユーザーが自分に最適な睡眠環境の構築をサポートしていくとのことです。