子連れ旅行に役立つベビー用品の実態調査2025
株式会社ベビレンタ(本社:東京都港区)が実施した「子連れ旅行に関する実態調査2025」の結果が発表されました。この調査では、旅行に持参したベビー用品の使用感や後悔した点について、多数の回答が寄せられました。調査は2025年2月26日から3月5日まで行われ、340名を対象にインターネットアンケートにて実施されました。
初めての子連れ旅行はいつ?
調査の結果、初めて子供を連れて泊まりがけの旅行に出かけた家庭の約3割が、子供が「1歳~2歳未満」の時期にその経験をしています。また、子供が「生後4ヶ月~6ヶ月」の時に旅行した家庭も17.1%に達し、約60%の家庭が子供が2歳未満の段階で旅行を行っていることがわかりました。これにより、早い段階から旅行を計画する家庭が多いことが伺えます。
旅行に持参して良かったベビー用品
旅行に持って行って良かったと好評なベビー用品としては、抱っこ紐が55.6%を占めて最も多くの支持を受けました。続いて、A型ベビーカー(43.7%)とチャイルドシートが挙げられました。この結果は、全国どの地域の家庭でも同様で、抱っこ紐の便利さが広く認識されていることを示しています。特に、旅行先での移動に適しているため多くの保護者に重宝されるようです。
後悔したベビー用品は?
一方で、旅行に持参して後悔したベビー用品としてはA型ベビーカーが最も多く、18.9%の回答者が挙げました。その理由には「大きくてかさばった」や「思ったほど使わなかった」といった声が確認され、使い勝手の悪さに不満があることが浮き彫りになりました。また、ベビーシートやハイローチェア(それぞれ9.4%)も後悔アイテムとして名を連ねました。
宿泊先で必要なベビー用品
宿泊先で「あったら良かった」とされるベビー用品のトップにはバウンサーが26.6%で、次いでベビーチェア(25.4%)、ベビーベッド(21.3%)の順でした。この結果から、赤ちゃんが居られる快適なスペースへのニーズが根強いことが分かります。宿泊先で赤ちゃんを楽に寝かせたり、座らせたりするだけのアイテムが必要とされていることが示されています。
レンタル希望のベビー用品
旅行中に「レンタルできたら嬉しい」と回答されたベビー用品では、B型ベビーカーが26.5%と最も多く、次点としてベビーチェアが同じく26.5%でした。また、A型ベビーカーは21.8%の回答が見受けられました。このことから、移動の際にはあまり大きなベビーカーを持って行かず、必要に応じて旅行先でレンタルしたいという要望が伺えます。
まとめ
この調査から、初めての泊まりがけ旅行を体験する家庭が多いのは子供が1歳から2歳未満であり、旅行に持参して良かったベビー用品としては「抱っこ紐」が最も支持されたことが明らかになりました。逆に、持参して後悔の対象となったのは「A型ベビーカー」であり、宿泊施設で求められるアイテムに関しては「バウンサー」や「ベビーチェア」が根強く求められていることが分かりました。さらに、旅行先でのレンタルの希望としては、軽量で使い勝手のよい「B型ベビーカー」が挙げられ、子連れ旅行を快適にするためのアイテム選びがますます重要になっています。