剣淵町の公立保育所、ICTサービス「CoDMON」を導入で保護者と職員の負担軽減へ
剣淵町の公立保育所でICTサービス「CoDMON」を導入
2025年10月1日、北海道剣淵町に位置する公立保育所が、保育ICTサービス「CoDMON(コドモン)」を導入することが発表されました。この導入により、保護者と職員の双方にとっての利便性が大幅に向上し、業務負担の軽減が期待されています。
「CoDMON」の導入背景
剣淵町の保育所では、これまで園だよりや連絡帳を紙媒体で作成し、また児童の登降園時の管理も手書きで行っていました。このようなアナログな方法では、職員の業務負担が大きく、効率化が求められていました。そこで、保護者の利便性向上と職員の業務負担軽減を目的に、業務効率化を図るために「CoDMON」が導入されることとなったのです。
コドモンの具体的なサービス
剣淵町の保育所に導入される「CoDMON」サービスには、主に以下の機能が含まれています:
1. 保護者からの連絡機能: 遅刻や欠席、お迎えの連絡を保護者がアプリから簡単に行うことができ、リアルタイムで保育所側に通知されます。これにより、電話を使わずスムーズにコミュニケーションができます。
2. お知らせ一斉配信機能: 保護者への連絡は、あらかじめ登録したテンプレートを使用して簡単に送信可能です。これにより、配信手続きが一層簡素化され、メールやアプリ通知を通じて迅速に情報をお届けできます。
3. 登降園管理機能:園児の登降園時刻を二次元コードで打刻することで、自動的に出席簿を作成でき、保護者はアプリを通じて登降状況を簡単に確認できます。
今後の期待と効果
剣淵町の担当者は、「CoDMON」の導入によって、保護者と職員のコミュニケーションが一層円滑になり、双方の負担軽減につながることを楽しみにしています。また、これにより職員は子どもたちと向き合う時間が増えることが期待されています。保護者にとっても、手間が軽減されることで、安心して子どもを預けることができるようになります。
コドモンのミッション
株式会社コドモンは、保育・教育施設向けのICTサービスでも特に知られており、「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよくする」ことを目的としています。保護者とのコミュニケーションがスムーズになり、職員の業務が効率化されることで、質の高い保育が実現されることが期待されています。
最後に
このように、剣淵町の公立保育所が導入した「CoDMON」は、北海道内で55自治体に広がっている成功例の一つです。今後も全国的にこのようなICTサービスが普及し、子どもたちの育ちの環境がより良いものへと変わっていくことが期待されます。