風鈴とサイダー、名づけで楽しむ夏の香り
京都を拠点に活動するオーダーメイドフレグランス専門店「MY ONLY FRAGRANCE」が、昨年から特に注目を集めている。『香りに使う名前が夏らしいものに変わる』という現象だ。2025年7月の初旬には、全国の11店舗において、オーダーメイドフレグランスの名称に“夏”を感じさせる言葉をつけたお客さまが、梅雨の6月と比べて約2倍も増加した。
この調査結果は、特に西日本の梅雨明けが早かったことが影響しているとみられ、香りの世界にも季節を反映させようという思いが多くの人々の間で共鳴していることを示している。お客さまが選んだ名前には「Summer」「風鈴」「サイダー」「七夕」などが多く見られ、全体の約4%を占めている。
夏をテーマにした香りの表現
“名づけ”の行為が香りの記憶をさらに深くすると感じる人が増えているなか、MY ONLY FRAGRANCEでは香りに自由に名前を付けられる楽しさが多くの人々に認知されつつある。Z世代を中心に、名づけそのものを楽しむトレンドが広がっています。
特にこの夏に頻繁に見られた言葉には、季節そのものを表す「Summer」や「夏」、または風物詩に関連する「風鈴」「サイダー」「七夕」などがあり、夏を感じさせる英単語として「sunflower」「Breeze」なども人気でした。これらの言葉は、香りとともに夏の思い出や風景を表現し、それぞれのお客様の感性によって解釈されています。
季節のうつろいと名づけ
興味深いのは、梅雨の季節に使われる名前が、6月には「レイニー」「雨音」「雫」といった雨を連想させるものだったのに対し、7月にはすっかり消えて、新しい季節を感じさせる言葉へと変化していることです。代わって「陽」「風」「祭り」「果実」といったポジティブな意味の単語が増えており、名づけを通じて感情や雰囲気の変化を楽しむ趨勢を感じ取ることができます。
フレグランスアドバイザーの見解
MY ONLY FRAGRANCE名古屋栄店のフレグランスアドバイザーは、「夏になると、季節感を込める名前を選ぶ方が増えてくる印象があります。特に“サマー”や“風鈴”のように、見た目や響きからでも夏を意識した名称を付ける方が増えています。多くの方がおっしゃるのは、せっかくなら夏らしくしたいという気持ちです」と話します。
香り×ことばの新たな体験
香りは感情や記憶を形作る“感性のメディア”と私たちは信じています。この夏、自分自身のための「夏のことば」を見つけて、香りに名づけてみる体験をしてみませんか?MY ONLY FRAGRANCEでは、全国11店舗にて、「私らしい香り」との出会いを提供しています。
MY ONLY FRAGRANCEの魅力
「MY ONLY FRAGRANCE」は、京都発のオーダーメイドフレグランス専門店です。私たちは「香りで世界を変えていく」というビジョンを掲げ、オーダーメイドフレグランスを通じて、お一人おひとりの個性を表現する新しい香りの世界を提案しています。現在、KYOTOに6店舗、名古屋に1店舗、東京に3店舗、横浜に1店舗の計11店舗を展開中。ここでは、数十種類のフレグランスからお好みを選び、経験豊富なフレグランスアドバイザーがサポートしながら、目の前でオリジナルの香りを調合することができる。組み合わせは驚くほど多様で、1億1043万通り以上のフレグランスが完成。出来上がる香りは、世界に一つだけの「私だけの香り」となります。
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