日本の仏教1500年史 - 深い教えの旅
2024年9月6日(金)に刊行される「歴史道 Vol.35」では、日本における仏教の1500年の歴史を特集しています。仏教は552年に日本に伝来し、そこから多くの変遷を経て現在に至っています。本特集では、仏教の導入から始まり、聖徳太子の尽力や、後に発展した13宗派の教えについて詳しく解説しています。
仏教伝来の背景と影響
仏教の伝来時、特に蘇我氏や聖徳太子が果たした役割は重要です。彼らは仏教の受容を積極的に進め、排仏派との争いに勝利することで、仏教に基づく国家の確立を試みました。古代、日本の仏教は主に貴族層によって支えられていましたが、時代が進むにつれ、庶民にも広がっていく様子を示しています。
鎌倉時代の新たな仏教
鎌倉時代には、従来の仏教とは異なる新しい形の仏教が誕生しました。特に、最澄や空海のような宗教的指導者たちの影響が大きく、彼らの伝えた教えは今の時代にも多くの人々に受け入れられています。特集では、こうした宗教家たちの業績や、彼らによって生み出された新しい教えを深堀りして紹介します。
現代への橋渡し
近代においては神仏分離や廃仏毀釈といった危機がありましたが、それを乗り越えた日本の仏教は、今なお多くの人々に影響を与えています。このような背景を知ることで、現代の仏教がどのように形成されたのか、一層理解を深めることができるでしょう。特集では、写真やチャートを用いて、視覚的にも楽しめる内容を提供しています。
特集の内容
本誌では、仏教の歴史をたどるうえで欠かせない情報を、わかりやすく整理した形で提供します。また、好評の「司馬遼太郎『街道をゆく』の世界」も連載中で、特集に関連したテーマを展開して行く予定です。オールカラー13ページで、魅力的な内容になっています。
書誌情報
- - タイトル: 歴史道(れきしどう)Vol.35
- - 定価: 1080円(本体982円+税10%)
- - 発売日: 2024年9月6日(金曜日)
今後の仏教の流れや、歴史を通しての教えの変遷を振り返る機会として、ぜひ手に取ってみてください。